主催:松山ユニバーサル・ツーリズム分科会(松山市、松山市社会福祉協議会、松山観光コンベンション協会、松山はいく事務局、愛媛県社会福祉事業団)
■概要・目的
本市では、障がいのある児童・生徒の修学旅行でのサポート内容を充実することで誰もが
安心して楽しめる「修学旅行の聖地」を目指しています。また、将来、この考え方をさらに
発展させ、年齢・人種・言語・性別・特徴などにかかわらず誰もが旅行を楽しめるよう、サ
ステナブルツーリズムの実現に向けた取り組みを実施していく予定です。
そこで、今年度、『持続可能な観光未来都市まつやま』を推進するため、松山市SDGs推進協議会内に『松山ユニバーサル・ツアーリズム分科会』を設置しました。
当分科会で、宿泊施設や商店街などの関係者向けに、障がいのある当事者の方などから直接話を聴いて学べる意識醸成セミナーを開催します。
当時者の方が感じたことや経験を聴くことで、障がいのある方への配慮や心得ておくべきことを学び、障がい分野への理解を深めながら、令和6年度から始まる合理的配慮の提供義務化に対応した旅行しやすい環境づくりを目指します。
■日時・会場
日時:令和6年3月6日(水) 10:30~12:30
会場:愛媛県身体障がい者福祉センター 2階 大会議室
住所:愛媛県松山市道後町2丁目12-11
■内容(テーマ)
第一部 講演 「心のバリアフリー観光」
内容:令和6年4月1日から改正障害者差別解消法の施行により、民間事業者にも障がいのある方への合理的配慮の提供が義務化となる。観光業界も例外ではなく、合理的配慮の具体的な事例等について紹介(対応の仕方、バリアフリー、きざみ食など)や必要になる適切な対応について、先進事例も交えながら、講演いただく。
講師:一般社団法人バリアフリー旅行ネットワーク 代表理事 平森 良典
第二部 パネルディスカッション 「観光地に求められる障がい分野への配慮」
内容:講演や当事者の実体験を元に観光地やホテルに求められる合理的な配慮について対話を行う。
参加者:平森 良典様(一般社団法人バリアフリー旅行ネットワーク)
:高橋 信行様【通訳・介助利用】(愛媛県立松山盲学校 教諭)
:井谷 重人様【車椅子ユーザー】(自立生活センター星空 代表)
:太田 琢磨様【聴導犬ユーザー】(国立大学法人愛媛大学アクセシビリティ支援室)