「観光庁 観光産業課」意見交換 2023年3月3日~心のバリアフリー促進と地域一体高付加価値化について~

2023年3月3日、観光庁観光産業課を訪れ、下記の2点について意見交換をさせて頂きました。

1.「心のバリアフリー認定取得」の推進について

「心のバリアフリー認定」のご担当者様との意見交換の中で、観光施設の認定取得の推進についてお話をさせて頂きました。

令和4年度「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」事業の採択が138件あったにも関わらず、採択観光施設の「心のバリアフリー認定」への申請が少なかったこと。また、バリアフリー改修をした宿泊施設が1530件、観光施設が506件あったが、施設バリアフリー情報の発信が無いため誘客に繋がっていないこと。

この様な背景を踏まえ、令和5年度「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」事業で採択される観光事業者に対して「心のバリアフリー認定」の申請を必須項目にすることで、高付加価値化の推進・ユニバーサルツーリズム促進はもちろん、国民の皆様のためになると確信し、ご検討頂きたい旨をお伝えしました。

2.「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」事業者の誘客効果の推進

「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」事業のご担当者様との意見交換の中で、地域連携による誘客の相乗効果についてお話をさせて頂きました。

上記1の背景をご説明させて頂き、「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化」事業の各地域が誘客実践に繋がる相乗効果の為に「心のバリアフリー認定」担当者様と一緒に検討して実践できれば、観光事業者と国民の皆様にとって有益である旨をご説明させて頂きました。

また、「心のバリアフリー認定」の申請が必須項目になった場合には、採択の観光事業者へオンラインでの「心のバリアフリー研修」と「宿泊施設の誘客の成功事例のセミナー」の開催も併せてご検討頂きたいとお願いをしました。

(一般社団法人バリアフリー旅行ネットワーク 理事長 平森良典)
(株式会社昭和観光社 代表取締役 平森良典)

PAGE TOP
テキストのコピーはできません。