皆さま、「ユニバーサルツーリズム」、お聴になられたことありますか?
観光庁「ユニバーサルツーリズム」は、
すべての人が楽しめるよう創られた旅行であり、高齢や障害等の有無にかかわらず、
誰もが気兼ねなく参加できる旅行を目指します。
弊社は、ユニバーサルツーリズム「福祉旅行」を40年、心の翼バリアフリーツアー
(主催)を27年運営しています。
心の翼バリアフリーツアーのきっかけは、私が28年前に2回目の大病から生かされたときに
浮かんできた「障害者の方々の屈託ない笑顔」です。「旅行を楽しめる」「温泉に入れる
」を伝え、「笑顔・感動・希望の光・生きがい」を拡げたい思いで1994年に「心の翼」部門
を設立しました。
依頼、関東から九州の各新幹線駅発着のカテゴリー・合理的配慮(車はリフト車・宿泊は
バリアフリー部屋・貸切風呂・リフト付き・現地入浴ヘルパーなど)が選べる商品を通じ、ツアー
約560回、温泉ヘルパー手配約240件の感動や生きがいを提供させて頂いています。
大切にしていることは、お客様の心の寄り添い、「お客様の喜びは私たちの喜び」の
共感です。
代表の家族(兄・母・義母)の脳卒中の発病や再発、病院から回復期、特に在宅介護です。
家内が母を在宅介護する体験から「ご本人の苦労はもちろん、日々介護をがんばっている
家族の心に寄り添い、多様な困りごとや不安を一緒に取り除き旅行をコーディネート
させていただいています。
お客様の声は「旅行に行く目標が日々のリハビリに励みになり、達成できた喜びや感動、
生きがいを感じ、家族のきずなが深まり、私たちに希望の光、QOL向上と幸福感を与え
てくれる」この声こそ、私たちにとって、このうえない喜びだと感じています。
だからこそ、ユニバーサルツーリズム促進事業(人にやさしい観光と未来の暮らし)で、
「喜び・感動・生きがい・やりがいの拡がる社会」、受入体制強化を通じ「人にやさしい
観光の提供」、教育を通じ「心に寄り添える人育成」、幸せを感じるまちづくりの総合支援
を通じ「未来の暮らす町の創造と共感」に寄与できるようスタッフ一同精進し、ユニバーサル
ツーリズム促進関係者の方々と連携し「幸福社会を創造するパートナー」を
一緒に目指してまいります。
株式会社昭和観光社 代表 平森 良典
2022年4月1日