現地温泉入浴ヘルパー手配について(気になること・困りごと)

Q-1:ヘルパーの手配をする前に、お宿の許可は?

A:宿泊施設に外部業者の立ち入りの許可を得る必要があります、お宿により許可・不許可があります。
※弊社の手配の場合はヘルパー手配の服装は服を着ていて、安全の為に入浴用車椅子を搬入しますが許可の施設は少なく、不許可の施設もあります。
※弊社が宿泊施設と意見交換し承認をいただいたうえで事業所の紹介と手配代行をいたしております。

(不許可の理由は、服を着ている・入浴用車椅子の持ち込みが多い声です)

温泉入浴ヘルパー手配のリスクについて(気になること・困りごと)

 A:手配は安全面を最優先しヘルパー介護保険外サービス事業所の手配代行です。
  ★リスクは保持が弱い状況で歩く、体を洗った後に体が傾くとすべる為、転倒骨折の可能性が高い。
  ※対策は脱衣場から入浴用車椅子を持ち込み歩かせない移動と2名のケアです。
  ※2名体制で体のふらつき時の安全対策(脱衣・湯船をまたぐ・湯船に浸かる)
  ※現地事業所が賠償責任保険に加入していること。
  ※弊社がお客様に代わり事業所を調べて意見交換を重ねて手配の代行をします。
  ※身体生活状況から入浴用アセスメントシートの記入し、契約前打合せ代行。
  ※お客様が現地介護事業所と契約書を交わします(支払いは現地事業所へ)
  ※費用の目安(1時間1名5,500円変動あり、安全確保の為2名手配をお勧め)

温泉入浴ヘルパーのケアの流れについて(気になること)

A:車椅子で温泉を楽しめる現地介護事業所ヘルパーと入浴用車椅子の手配があり安心です。

・脱衣所で車椅子から入浴用車椅子に乗り換えて、歩くことなく浴室の洗い場へ移動します。
・洗い場では入浴用車いすのまま、お体を2名で、お湯の温度など手で触り声掛けしながらケアします。
・湯船の淵まで入浴用車椅子で移動し、素足でも歩行と保持の力がある方は手すりなどを持ち湯船の中まで2名で
 ケアします。保持力が弱い方は、湯船の淵にバスタオルをおき、一人は後部から脇を抱え、もう一人は両足の
 膝を抱えて、入浴用車椅子から湯船の淵にやさしく降ろします。
・湯船の中では、一人は足腰が浮きますので湯船の中につかり浮かないように中でケアします。もう一人は、横で
 かけ湯や声掛けのケアをします。
・湯船から淵の上へ、さらに入浴用車椅子へは③の内容で移乗をいたします。
・お体と入浴用の車椅子の水分をふき取り、入浴用車椅子のまま脱衣場へ戻ります。
 (車椅子の下は敷物をします。)
・着替えの後、髪を乾かしケアます。