【ユニバーサルツーリズム促進事業・人にやさしい観光・地域支援の事例IN白馬】

ユニバーサルツーリズム・モニターツアーが未来にもたらす価値とは

「人にやさしい滞在型観光から未来の暮らしを一緒に考えながら実践する」

「人にやさしい滞在型観光から未来の暮らし」セミナー開催は、何の為にするのか目的の共感を図ります。

観光事業者向け研修会「心のバリアフリー(座学・時宜体験)」を通じ多様な方の困ることの理解と声掛け接遇の出来る人育成し。

モニターツアーを通じ生によるバリア調査コンテンツ開発(郷土食含む)、当事者の課題検証から出来る配慮の実践へ

モニターツアー実施映像の情報発信を事業者や団体や地域メディア連携で誘客につなげていきます。

このことは地域の高齢者や障害者の外出機会を増やす健康増進に繋がります。

さらに人にやさしい地域イベントを通じ、再訪したい定住につなげ持続可能な観光と暮らし幸福社会を創造するパートナーを目指します。

心の翼の具体的な支援活動は、

「人にやさしい滞在型観光」を地域の方々と一緒に目指すためには、

最初に研修会で多様な高齢者や障害者の困りごとと対処事例や疑似体験

(車いすの段差移乗・視覚障害者の手引きと食事案内・聴覚障害者の筆談など・緊急時の避難誘導シュミレーション(車いす・視覚障害者・聴覚障碍者など)で、

声掛け接遇の出来る人育成につなげる。

地域の観光事業者・団体・自治体などを巻き込んだ学ぶ会

人にやさしい観光・未来の暮らし」地域の方々と未来の地域を一緒に考えるセミナーを通じ未来の絵を共感いただく講師を務めました。

人にやさしい滞在型観光の実践には

コンテンツの開発(自然・歴史文化・食文化・アウトドアや農業体験など)

車いすの方も利用できるか(多目的トイレ・移動時の階段や段差などのバリア)などを事前調査しておすすめ企画の開発を一緒に考える。

ユニバーサルツーリズム・モニターツアー」の実施を大都市圏から当事者を招き、3つの目標を地域団体・協賛企業と共有する。

一つ目は、旅行参加者の「困りことや不都合の声から改善し人のやさしさにつなげていく」。

二つ目は、観光時の映像と感想の声の映像を「地域の団体や協賛企業各社のホームページで広報」を通じ誘客促進につなげる。

三つ目は、「地域の未来を考え人にやさしい観光の取組が始まったことを地域住民に知っていただく、そのために新聞の記事やテレビ局の放映で促進につなげる。

食文化(郷土料理)における「昔は祭りや賑わいの時にもてなしていた食事を今はだれも作っていない」など消え去っている、

「地域が大切にしていた食文化の復刻」で人にやさしい観光のおもてなしの旗印として、地域を巻き込んだ滞在型観光を一緒に目指しましょう

白馬感動体験モニターツアー71011日神奈川県60歳代K様ご夫妻(脳卒中の片麻痺)

心の翼バリアフリーツアー添乗員が車いす移乗介助付きモニターツアーを実施

白馬マウンテンハーバーの眺望白馬五竜高山植物園を「トレイルライダ―」花の鑑賞

バリアフリー温泉宿白馬ハイランドホテルの思いやり部屋とバリアフリー貸切風呂で温泉を楽しまれました。

白馬岩岳リゾートは

ゴンドラの乗降時の足元の溝がありゴンドラのステップまでが離れているため怖く乗るのがしんどい!声が出ました。

改善は足元にゴンドラ手前で踏ん張れるよう踏台の設置を要望しました。

白馬五竜高山植物園は

車いすとトレイルライダー乗り降りが頻繁にあり、乗降時に「お体に触リ力を入れない方が良い部位の確認」をされた方が良い、

トレイルライダー移動時に麻痺側の腕を載せる場所にタオルなどケアを希望。

白馬ハイランドホテルは

レストランでは貸出の「ブッフェカート」たすかりました、

車いす方のお席の合理的配慮で入口近くに「車いすマーク」をテーブルに貼っていただくと助かります。

貸切風呂温泉では貸出部品でシャワーチェアは肘掛付きの希望、可能であれば入浴用の車いすがあると移動時の転倒が無く「安心快適に利用ができます」

白馬感動体験モニターツアー71416日 東京都80歳代I様ご夫妻(脳卒中の片麻痺)

心の翼バリアフリーツアー添乗員が車いす移乗介助付きモニターツアーを実施

白馬マウンテンハーバーの眺望白馬五竜高山植物園を「トレイルライダ―」花の鑑賞

白馬栂池自然園簡易電動車いすでバリアフリー木道を高山植物の花を見ながら散策

そば畑と製粉所の見学とそば打ち体験と打ち立そばの食事

バリアフリー温泉宿白馬ハイランドホテルの思いやり部屋とバリアフリー貸切風呂で温泉を楽しまれました。

白馬岩岳リゾートは

ゴンドラの乗降時の足元の溝がありゴンドラのステップまで足元に踏ん張れるよう踏台の設置して頂き楽に乗降ができました。

乗降時には捕まる手摺のご希望が前後違いますので、乗降前の声かけが大切と感じました。

白馬五竜高山植物園は

トレイルライダー乗り降りと観光移動中に一部怖いと感じられました、

特に路面の凸凹で水はけの為にえぐれた場所移動時に体が浮いたりした時で事前に声掛けを頂くと助かります。

白馬栂池自然園は

チケット売り場からゴンドラ乗り場までの急な坂道は車椅子を押してほしい。

栂池自然園駅(ロープウェイ山頂)で事前予約の簡易電動車いすで坂道を登る途中の動きが何度か止まり、業者の点検の依頼、

自然園内のバリアフリー木道の継ぎ目に段差があり前車輪が引っかかり転倒の可能性もあるので修繕のお願いをしておきました。

そば畑と製粉所の説明は

詳しき説明いただきました、製粉している場面が見られ無かったのが残念でした。

そば打ち体験は

片麻痺のご主人も楽しそうに各工程の体験をされ、打ち立のそばに舌ずつみされました。

郷土料理の提供は

「古代米(紫舞のむすび)」「一口笹寿司」「蔵掛豆」「おやき(季節の具材)」「やたら(からしや生姜などの薬味)」の提供でしたが、

今後は地域の方々と「昔の賑わいのおもてなしの一品」

「地域が大切にしていた食文化の復刻」を人にやさしい観光のおもてなしの旗印が実現できること楽しみにしています。

白馬ハイランドホテルは

レストランでは、車いす方のお席の合理的配慮で入口近くに「車いすマーク」をテーブルに貼っていただき助かりました。

今回は心の翼が入浴用車いすを事前に宅送して貸切風呂温泉で入浴用の車いすで移動し、

転倒の不安なく「添乗員の入浴介助を頂き足湯とかけ湯をしていただき主人も気持ちよさそうでした。

受入関係者の理解とやさしさ

お客様の声は、何か問題が起きたときに、理解とやさしさを感じると思います。

普段は普通でよいです、変化を感じた時に何をして欲しいと思っているかを感じてほしいです。

心の翼平森からは、各関係者の方から「積極的な声掛け」が欲しい。

例1)何かお困りごとがありましたらスタッフに声掛け下さい。

例2)車いすペアの場合は坂道を登るのが難しいのでチケット売り場からゴンドラ乗り場までの坂道を車いすを押して誘導を希望します。

例3)ゴンドラ・リフト等の乗降時の声かけ、「急いでください!」禁句です、その一言で焦り体が固まり動かなくなる、声掛けは「一歩一歩、落ち着いてどうぞ」。

例4)ホテルブッフェ時の車いすの方への声かけは「料理をお取りするお手伝いをいたしましょうか?」が理想です。

お客様からの自由意見は

天候が悪かったので予定通りは無理かなと思っていましたが、

平森さんが天候のタイミングを上手にとらえ、霧の中で咲き誇る植物を堪能できました。

部分的にはもう少し・・・と思われる部分もありましたが、旅行プランは無理なく良かったと思います。

障害者にとっては、皆様のサポートなしには旅行はできません、再度来られるかはわかりません、思い出をありがとうございました。

平森からの一言

「ユニバーサルツーリズム・モニターツアー」実施については下記のようにひとつひとつの項目で達成できました。

一つ目は

お客様に接し、声掛け接遇の実践とお客様の不安や困ることの実体験を通じ

即改善して人にやさしい観光につなげていくことができました。

各企業の社内会議の中で手の届くことから「一つひとつ出来ること」を実践していただけるとすごくうれしいです。

二つ目は

モニターツアーの映像「白馬村観光局」「小谷村観光連盟」にて、映像を配信されることになりました。

心の翼では映像説明文を監修させていただきました。

各団体のホームページからのユニバーサルツーリズム情報発信から白馬へ行ってみたいと思われる方々の誘客に繋がること思っています。

三つ目は

信濃毎日新聞」は、岩岳リゾートのマウンテンハーバー展望台に同行いただき

「白馬の自然 誰もが楽しめるよう(障害関係なく観光・モニターツアー始まる」の情報を発信いただきました。

テレビ信州」は、そば畑や手打ちそば体験に同行いただき、「白馬でUDのツアー」の情報を発信いただきました。

さらに、白馬ハイランドホテル様の思いもあり「絵本作家の三枝」にお願いされ白馬五竜高山植物園などに同行いただき

「心のバリアフリーや人にやさしい心」の大切さを地域社会に発信される予定です。

「人にやさしい観光が白馬で始まった」ことを白馬村民や長野県民に知っていただき、

地域の観光事業者の連携の促進が進むことを思っています。

今後の取組については

「心の翼ユニバーサルツーリズム促進事業の協賛企業である

「㈱五竜・㈱岩岳リゾート・栂池ゴンドラリフト・㈱白馬ハイランドホテル」様のお声を大切にしながら、

新たな連携の企業・団体など皆様のご意見を拝聴しながら「セミナーと研修会の開催により

「人にやさしい観光」連携が拡がり誘客に繋がることを思っています。

①地域の観光事業者を巻き込む「人にやさしい観光」セミナー

②観光事業者(宿泊施設・観光施設・飲食店など)向け「人にやさしい観光」実践研修会

③地域の皆様(観光事業者・団体・自治体・大学や学生・教育委員会・市民等)からのお声や

弊社からのご提案の意見交換からできることややるべきことの実践。