広島県のI様 京都 4月7日
【脳卒中発病後初の夫婦旅行】
脳卒中・要介護5の主人 車椅子の生活をされている方です。
【奥様のお声の内容】
初めて心の翼IN京都ツアーに参加してみました。
不安は、たくさん有りました。
トイレの介助をこと、きざみ食のこと、宿泊のお部屋のトイレ・ベットへ移乗のこと、
車のリフト昇降のこと、新幹線のトイレと近くの席のこと、大きな荷物のことなど・・・
心に寄り添いきめ細かく対処法を教えていただき不安はかなり解消できました。
ツアーに参加して良かったです。
主人の日頃見せない笑顔がたくさん見られて感無量です。
【心の翼からひと言】
ありがとうございます。
お客様の心に寄り添い喜びの笑顔とお声を増やし
感動提供できるように研鑽を重ねます。
【旅行の内容】
【トイレなど移動介助】
添乗員さんの限定1組契約で、車椅子を押し・トイレ介助・お部屋のベット移乗などすべての介助をお願いして解決。
【食事は刻み食】
1.5センチを昼食2回と夕食の刻み食ケアしていただき安心。
いつもの食事は胃瘻から刻み食・一部トロミですが、
環境が違うから主人はトロミなしで食べたく
ほとんどケアなしでも食べる体験ができ嬉しくなりました。
【宿泊のお部屋】
バリアフリールームでトイレ段差なく手摺と介助スペースもあり安心。
【現地の専用車】
車の乗り降りはリフト付介護タクシーで快適。
【新幹線】
11号車の多目的トイレ近くの車椅子専用指定席予約、
当日は駅も係員さんに改札から利用ホーム・号車入り口まで車内は車掌さんが席まで案内があり快適。
【移動時の荷物】
事前に託送やリュクサックを車椅子のかけ、
ホテルで大きな荷物を添乗員さんケアしていただけ快適。
【旅行前の不安】
旅行に出て体験すると自信・勇気に変わりました。
【旅行の感想】
リフレッシュでき係る方のやさしさに触れて大満足できました。
【ツアーに参加して心の変化】
夕食では、主人が発病してから今までの事を話しました。
私は当たり前にしていてくれたことに気づかず、
発病後手の届かない高いところの修繕を体験するようになり、
今までは主人の常に天地の切れ目のない支えなど守られていたことを
「主人に初めて今の思いを伝えました」
主人は失語で・・・何を伝えたいのかはっきりわからなかったが (添乗員平森さんが通訳)
「こんな僕だけど、あなたの介護がないと生きていけない 心より感謝、これからもよろしくね!」
・・・・お互いに涙の瞬間です。
結婚し手を握る事は人前でしないけど握りしめ会いました。
手の届きそうな生活目標は 「外出・外食を楽しみたい(健足の力をよりリハビリ)」
ケアマネさんと通所や訪問リハビリの担当者方へ伝えて共有頂き、
外出目標をリハビリに励み外出を重ね来年の温泉旅行を更なる目標にして、
日々の生活の葛藤を乗り越えていければ幸いです。