平森は、下記について意見交換させていただきました。
1,「既存観光拠点の再生・高付加価値化」事業の誘客効果の推進

令和3年度「既存観光拠点の再生・高付加価値化」事業のユニバーサルツーリズム専門家派遣で宿泊施設(9施設)へ「心のバリアフリー研修とユーザー視点の配慮備品と情報発信の助言により誘客促進」の助言に関わり、誘客の推進と地域一体情報の発信の実績がありました。しかし、助言活動に入る時には、バリアフリー改修の工事は進んでいて、ユーザー視点では利用しにくい場所がたくさんありました。

足腰の不安のある方にとって【お部屋で困る内容】下足場の段差1・2段、トイレの段差・手すりが無い、ベットが低すぎ・段差あり・側面に空間が無い、洗面に段差あり困ることでした。【温泉で困る内容】下足場の段差、洗い場へ移動時の段差、シャワー椅子の背もたれやひじ掛けが無い、湯船の高さが高さすぎる、手すりが無い、踏台が無いことなどです。【食事場所の困る事】入口の段差、椅子テーブル前の移動導線が畳や高級床材で靴を脱ぐと歩けない、テーブルが低すぎることなどです、設計の段階がすごく大事だと痛感しました。

「高齢者・障がい者にやさしい設計のイメージ」をHPなどで閲覧できるように
ご検討を頂きたいお願いをしました。

(一般社団法人バリアフリー旅行ネットワーク 理事長 平森良典)
(株式会社昭和観光社 代表取締役 平森良典)