ラジオ生出演3月26日 「OH! HAPPY  MORNING」「Today’s Focus」

すべての人が旅行を楽しめるように。ユニバーサルツーリズムの取組みのテーマについて一緒に考えていきましょう【パーソナリティ】井門宗之

【放送内容】

「TODAY’S FOCUS」のコーナーです。

今日は「ユニバーサルツーリズム」という言葉にFocusしていきます。

どうゆうことかと言うと、高齢や障がいなどにかかわらず、誰もが気兼ねなく参加できる旅行のことを、「ユニバーサルツーリズム」と言います。

 地方自治体や関係者の協力で、いま普及・促進が取り組まれているんですが、進むことは本当にいいことだと思います。

 春休みも真っ只中、旅行の計画を立てられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どんな人でも楽しめる旅行とはどんなものなのか、一緒に考えていければと思います。

株式会社昭和観光社代表取締役の平森 良典さんとお電話が繋がっています。

会話の流れ・・・〇井門さん  平森さん

まず、平森さんの会社では、ユニバーサルツーリズムに関するツアーを企画されていますが、どういった点に気をつけていらっしゃいますか。

まず、

お客さま一人一人の困るコトが違い、だからこそ配慮の内容を見える化することです。

具体的には

・トイレは多目的トイレを結ぶ

・ゆったり日程は通常の1.5倍

・移動時間は日程表に明記

・食事は椅子テーブの利用

・部屋は洋室・バリアフリールームを選べる

・交通:新幹線は車椅子専用席・駅係員の案内   

・交通現地タクシーはリフト昇降付きを選べる

・温泉は希望者にヘルパー手配

〇こういったことの一つずつ不安をつぶしていくこと本当に大事ですもんね

現地の確認もされるのですよね、

◆仮に車椅子の方で1・2歩、まったく歩けない方も参加されるケースも一部場合ありますので、すべての移動導線を調べます。

まずは滞在時間の長い宿泊施設では

・部屋は下足場、トイレまで行けるのか、手摺があるのか介助空間、・ベット洗面

・温泉も脱衣所まで車椅子で行けて・洗い場まで行けるか、湯船の淵も50㎝あったりし、・踏み台と手摺あるのか

・食事もアレルギーや刻み食のケア

・貸出備品があるのか

観光地でも

全て駐車場から目的の場所まで、段差・凸凹・砂利・坂道が急すぎないか、貸出配慮備品の有無

〇ご家族や参加される周りの方の安心の大事だと思います。

いろいろ拝見していたらアウトドア用の特殊な車いすを使った山登りツアーがあったのですが、教えてください。

◆お客様から感動できる商品を企画してほしい声があります。

避暑地で有名な上高地、河童橋までは行けますが、

山岳道を往復4キロの車いすでは行けない神秘の明神池に行ってみたい。

どうするかと言うと、「山岳用車いす」を白馬から1日チャターで持ってきていただいて、専任のガイドが2人つきっきりでご案内させて頂く大感動企画を提供しています。

これはやっぱりね、経験は何物にもたえがたいですから、参加された方は本当に嬉しかったとおもいます。

◆大事なのは「当たり前に楽しんでいただく」そういった企画

心から「お客様の喜びが私たちの喜び」と感じて企画をしています。

旅行を企画する側はもちろんなのですが、その行った先ですよね、観光業界様々な方に対応する課題があると思いますが、その点はいかがですか。

◆国の動きから説明します。

【観光庁】ユニバーサルツーリズム促進検討会が、2011年からスタートしまして、旅行業界ではツーリズムの必要性と価値の検証、大事なところが2012年~2016年に関しては、観光地のバリアフリー情報がなかなか出ていないということで観光情報センターを各地に拡充してきています。

政府は2017年「ユニバーサルデザイン2020計画」で「心のバリアフリー」の推進、観光庁は観光施設においての「心のバリアフリー認定制度」を推進しながら現在も進めています。

受け入れ側の配慮の度合いを広げていこうということですよね。

◆多様な困ることを理解して、配慮を少し福祉用具等で準備していただく、その情報を自社や観光団体等で発信をしていただく。こういったことが大切になってきます。認定制度はこの目的で拡げています。

効果に関しては、それをすることによって、まず「観光受入の配慮の出来る人材が全国に増えていく」「配慮備品によって利用できる方が増えていく」一番大切なのは情報「検索してもなかなか見つからない」課題がある「情報から利用の選択肢が増える」全国に広がりを見せています。

利用者も探しやすくなったということなんですね。なるほどな~

平森さんの一般社団法人バリアフリー旅行ネットワークの代表としてもご活動されていますが、どういったお気持ちで取り組まれていますか。

◆まず使命感は、笑顔や希望にあふれる社会を次世代につないでいきたいということで、誠心誠意、社会のために活動しています。

具体的には、代表として20年間セミナーをしているんですね、まさに本年4月1日から障害者差別解消法が民間事業者も義務化になります。

だからこそオンラインで全国の方に「心のバリアフリー研修」、先ほどの多様な方の困るコトの理解、そして配慮と情報発信のしっかりできる成功事例をお伝えして、皆さんが手の届く実践を導いていく活動をさせていただいています。

「誰もが温泉を楽しめる」「観光地を楽しめる」そういった促進の一翼を担っております。

障害を持たれた方、ご高齢の方、今超高齢化社会ですから、そういった方々が不自由なく楽しめるような社会が当たり前でないと、これから行く先の我々もちょっと不安だなと言う気持ちになったりします。

そういったサポートを平森さんの会社で行っているというのはね、非常に心強いお話をいただきました。

今日はありがとうございました。

◆ありがとうございます、おかげさまです。

今朝は、ユニバーサルツーリズムの取り組みについて、 株式会社昭和観光社代表取締役の平森 良典さんにお話しを伺いました。

平森さん、ありがとうございました。