【車いす旅行の豆知識】プロ・洗掘者の即役立つ情報満載!

障がい者・車いす旅行42年・バリアフリー主催ツアー28年間運営し、多様な障がい者約2万名を現場で介助し困ることを対処してきたプロ・洗掘者の説明を即役立ててください

高齢者旅行、障がい者旅行、足腰に不安がある方の旅行、脳卒中や片麻痺の方の旅行、バリアフリー旅行、ユニバーサル旅行、ユニバーサルツーリズムに関心者は必見!

8つの内容に分けてきめ細かくノウハウを説明します

1,宿泊施設を選び方と注意点

2,温泉入浴を選び方と注意点

3,現地温泉入浴ヘルパー事業所を選び方と注意点

4,交通移動の選び方と注意点(鉄道・飛行機・タクシー・レンタカー)

5,観光地のバリア情報と配慮の意見交換

6,旅行当日気を付けること

7,旅先で困ったこと・対処事例

8,旅を通じ、関係者皆の喜びと生きがい紹介

旅を諦めている方が、一人でも多く「安心・快適・安全」楽しんでいただき、

皆様の喜びの笑顔あふれる社会の一助に繋がれことを心より思っています。

7回国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰

〇国土交通省観光庁「ユニバーサルツーリズム促進検討会委員」

「車椅子旅行の豆知識」URL https://kokoro-ts.co.jp/category/mame/page/1/

「車椅子ツアー喜びの声」URL https://kokoro-ts.co.jp/category/voice/tour/

「心の翼バリアフリーツアー商品紹介」 URL https://kokoro-ts.co.jp/tour00/

「ユニバーサルツーリズム促進」 URL https://kokoro-ts.co.jp/consultant00/

車椅子旅行・あなたに安心・快適な宿泊施設の選び方 1、1-①

主体者の身体状況の内容と困りそうな項目

主体者の身体状況と同行介助者の気になるイメージ

1つ、立位(つかまり立ちの有無・何秒分可能ですか)。

2つ、杖歩行の有無(杖歩行何M・歩数)・手引き何歩。

3つ、座位の時間・体の保持(傾きますか)。

4つ、席への移乗の有無(自立・介助必要)、例:車椅子から列車座席へ・トイレ便座へ・お部屋のベットへ。

5つ、階段歩行(手摺無しで車の横ステップ3段・手摺無しで部屋トイレ1段)。

6つ、温泉利用(貸切風呂・大浴場・部屋風呂)。

それぞれの主体者と同行者の介助・介護の必須項目が違います、一番気になる事を書き出してみましょう。

館内生活移動導線の確認1、1-②

車椅子のまま館内移動ができるのか。

車寄せ・フロント・お部屋・温泉・夕食・売店・朝食の移動時に階段は無いのか電話でお聞きしましょう。

こんな声を聴くこともあります。

お部屋の入り口で下足があり靴を脱ぐタイプ。

車椅子で狭くてベットまでいけない。

和モダンベットで一段上がるタイプ。

温泉では脱衣所まで階段や脱衣所いから洗い場まで階段や湯船の淵まで階段があり困りました。

あなたの気になる点を事前に確認しましょう。

あなたが希望するお部屋タイプは1、1-③

主体者と同行者が就寝前・夜中・朝のトイレのことも考えてみましょう

お部屋内に車椅子利用トイレが必須の方は、バリアフリーの和洋家族部屋か洋室部屋

お部屋内に車椅子利用トイレが無くても館内に多目的トイレあればよい方は、一般の和洋家族部屋か洋室部屋館内に多目的トイレあればよい

お部屋で困ること 1、1-➃

車椅子生活者は、車椅子のままベットの側面まで行けるか介助空間やトイレ便座まで行けるか手摺の状態や介助空間の確認

下足で靴を脱ぐタイプや和モダン部屋でベット1段上がるタイプや和洋室でも和室を通りベットの部屋もありますので確認しておきましょう。

畳の上を車椅子のタイヤカバーで移動しベットまでいけるか意見交換してみましょう。

あなたの希望の温泉は 1、1-⑤

温泉入浴のタイプは大きく3タイプでそれぞれの良さがあります。

①部屋風呂で露天風呂・半露天・室内タイプは主体者と家族が楽しめる

②貸切風呂で事前予約制。貸切風呂リフト昇降付きタイプは主体者と気楽に楽しめる

③大浴場のタイプは主体者に大きな浴場を楽しんでいただけます

どのタイプを希望されるかを考えてみましょう。

また脱衣所まで、洗い場まで、浴槽の段や高さ、手摺、お尻を載せる台の確認をしてあなたの困ることを確認してみましょう。

食事のケアについて 1、1-⑥

テーブルまでの移動導線の確認。食事ケアは「アレルギー対応」をはじめ、

硬いものが噛めない方へは「刻み食」希望「センチ確認」(2センチ・1センチ・極細)・ミキサー食・トロミ食など意見交換しましょう。

受入施設の対応が出来なくても「家庭用ミキサー持参」(宿に小皿・取り箸で対応)や

「トロミ剤持参」(宿に食材は極細刻みで準備頂き、

小皿・スプーン・ぬるま湯・お椀などの対応)を検討してみましょう。「

トロミ・ぺイスト状の介護食持ち込み」の意見交換もしてみましょう。

医療機器の持ち込みのある場合 1、1-⑦

酸素機器などの搬入や吸引機の持ち込みの場合は

お部屋の図面と電源コンセントの場所の確認をしたうえで設置場所や酸素機器搬入業者とお宿の搬入・搬出指定時刻などの打合せを早めにしておきましょう。

酸素利用の食事については、テーブルや近くでも火を使わない席の確保、鍋や陶板などは調理を済ませて配膳希望の意見交換をしてみましょう。

温泉を楽しむポイント(貸切風呂)

メリットは家族でケアしながら主体者の笑顔と喜びを共有できることですね

注意点は家族で入浴介助が安全にできるか確認

湯船までの導線の確認。湯船の形状と段差や手摺や浴槽内の踏み込みの確認。

シャワーチェア・キャリーや手摺などの貸出福祉用具の確認をしておきましょう。

露天風呂は季節と場所によりかなり寒く感じます。

家族で介助が出来ない場合は現地事業所のヘルパー手配ができるか意見交換してみましょう。

温泉を楽しみポイント(お部屋風呂) 1、2-②

メリットは家族でケアしながら主体者の笑顔と喜びを共有できると同時に家族の方も何度も温泉を楽しむことができますね

注意点は家族で入浴介助が安全にできるか確認

湯船までの導線の確認。湯船の形状と段差や手摺や浴槽内の踏み込みの確認。

シャワーチェア・キャリーや手摺などの貸出福祉用具の確認をしておきましょう。

露天風呂は季節と場所によりかなり寒く感じます。

家族で介助が出来ない場合は現地事業所のヘルパー手配ができるか意見交換してみましょう。

温泉を楽しむポイント(大浴場) 1、2-③

メリットは主体者が大きな湯船に浸かる醍醐味を体感して頂き笑顔と喜びを感じていただけますね

注意点は家族の同棲者2名で入浴介助が安全にできるか確認

湯船までの導線の確認。湯船の形状と段差や手摺や浴槽内の踏み込みの確認。

シャワーチェア・キャリーや手摺などの貸出福祉用具の確認をしておきましょう。

家族で介助が出来ない場合は現地事業所のヘルパー手配ができるか意見交換してみましょう。

温泉入浴時に気よつけること~温泉入浴の事前調査と注意点

事前に調べることは、脱衣場~洗い場~湯船までの段差バリア情報の確認。

調べるポイントは、湯船の形状(淵をまたぐときの段の有無と淵にお尻を載せる幅があるか)・湯船の段差高さ手摺の状態・湯船の中の踏み込みの有無(無い場合一気に湯底まで降りるため怖い)。

露天風呂の場合は、雨天時屋根があり濡れないかの確認しておきましょう。

半露露天の場合は、外気を遮断の窓が閉まり屋根があるか確認しておきましょう。

注意することは洗い場付近は石鹸がたくさん流れていて、特に麻痺の方や保持が弱い方は素足では踏ん張れないため転倒しやすい

大浴場では同性の介助者2名以上の介助がりそうですね。

湯船の中も体が浮くので、1名は湯船の中で主体者の正面に入り浮かないようにケアしてあげましょう。

脱衣所はつかまる手摺が無い為手引きと介助の体を持ち対応したいですね。

外気が寒い時の露天風呂はヒートショックにも十二分に気つけましょう。

温泉入浴の安全対策 2、1―②

お宿と事前に意見交換が必要ですが、入浴用車椅子を利用して歩くことなく移動(脱衣所~洗い場~湯船~脱衣所)することで転倒のリスク解除できます

入浴介助者は2名以上で安全に転倒防止の確保ができます

入浴前の体温・血圧の数値の確認したうえで無理のないようにしましょう。

水分補給(利用前と後コッピ1杯の水)をすることで血液の流れをよくしましょう。

車椅子旅行・安心・安全な温泉入浴・現地介護事業所ヘルパー手配 3、1

現地介護事業所ヘルパー手配~お宿と意見交換

大浴場の脱衣場へ車椅子と入浴用車椅子の持ち込みについて

大浴場の中へ現地ヘルパー(ポロシャツ・スパッツの服着用)同性2名利用の利用について事前に可能かどうか確認をしましょう。

お宿によってはご遠慮くださいと言われるケースもあります。

(理由は脱衣場へ車椅子のまま上がられると空間が狭くなるため、洗い場や湯船に服を着た方の立ち入りを許可していないためなどです。)

車椅子旅行・安心・安全な温泉入浴・現地介護事業所ヘルパー手配 3、2-①

現地介護事業所ヘルパー手配の探し方

WAMネット(独立行政法人福祉医療機構サイト)や介護DB(SMSのサイト)などで温泉地域の介護事業所を検索して、介護保険外の自費契約サービスで入浴ヘルパーの派遣依頼の意見交換をされてください。

事業所契約はケガなどの際の補償が含まれますので安心です

介護保険外自費契約をしていない、男性がいない、女性夕方遅い時間は出せない回答もありますが、根気よく探していきましょう。

ボランティア介助のケガなどの補償についてご確認をしておきましょう。

介護事業所との手続き契約の流れ 3、2-②

電話で契約の承認をいただいた事業所の手続きは、主体者の「入浴介助業務アセスメントシート」情報と利用日時・場所・同性ヘルパー2名・入浴用車椅子の持参希望の依頼書を送付して意見交換を開始。契約内容と見積書の確認

当日までに契約書の署名・捺印を済ませましょう。

自費料金の目安は60分一人5,500円程度が参考料金ですが、事業所が決めていますので一人4,400円~5,500円程度ですが中には11,000円と事業所により金額は違います。

車椅子旅行・安心・安全な温泉入浴・現地介護事業所ヘルパー手配 3、3

当日ケアの流れ

契約(説明を受け署名・捺印)再確認~ケアの流れ確認~着替え等の意見交換~脱衣所~

入浴用車椅子に乗り換え~洗い場~湯船の淵~★保持の弱い方は2名で抱えて淵へ降ろす

~腰湯~ゆっくり浸かる(体が浮かないように)~淵から入浴用車椅子に~体と車椅子を拭き~脱衣所へ(水が滴る為敷物)~衣服・洗髪~水分補給~素敵な笑顔の記念写真

注意点 3、4

お部屋で体調確認(体温・血圧)と水分補給とお手洗いを済ませる。脱衣場では、脱衣所は空調がきつく寒い(風呂上がり着衣の準備)や手摺なく人的介助(保持がしにくい)。

洗い場では、足元ツルツルで立たせない(一番転倒しやすい)。

湯船の淵をまたぐときは、保持の弱い方は立たせない・抱えて淵へバスタオルを敷き降ろす。

湯船の中では、体が浮くので手摺を持ってもらう(体が浮くので一人は正面で浮かないようケア)。

湯船の淵へ上がる時は、保持の弱い方は立たせず抱える。

脱衣所へ行く前に、体と入浴用車椅子を拭きバスタオルを車椅子の座面と主体者の肩にかける(脱衣場がかなり寒く感じる為)。脱衣所では、入浴用車椅子から水が滴るので必ず敷物を使用し、風邪をひきやすい為手早く着衣や髪の乾燥等のケアと水分補給をしておく。

車椅子旅行・交通移動について―鉄道利用 4、1-①

駅構内のバリアフリー情報

鉄道各社のホームページ「例:JRおでかけネット」「バリアフリー情報」で多目的トイレの有無とエレベーターの設置やホーム移動の確認やその場所については「構内図」から場所の確認をしてみましょう。

「みどりの窓口」へ直接または電話でお問いあわせしてみてください。

車両のバリアフリー情報 4、1-②

各鉄道の車両のバリアフリー情報(多目的トイレや車椅子対応座席や多目的室の有無など)については、「みどりの窓口」へ直接または電話でご相談ください。

具体的には、車椅子トイレと車椅子対応座席の設置車両の有無は「列車の編成座席表のご案内」の座番表の図面を見ながら確認してもらいましょう。

車椅子対応座席を利用の場合 4、1-③

車椅子対応座席のご利用にあたっては、ご乗車の1ヵ月前の10時から2日前までに、「みどりの窓口」へ直接または電話でお申し込みいただき、お申し込みをいただいた駅にてご乗車までにきっぷをお求めください

車椅子対応席は席数が1・2席となりますので満席等の場合もありますので、お申し込み時に代案も含めてお伝えしておきましょう。

具体的には、申し込み時に障碍者手帳の種類確認(身体・療育・精神・他)・ご自身の車椅子の有無と種類の確認(手動又は電動)氏名・電話番号の提示。杖歩行で長く歩けない方は主要各駅の改札から利用ホームの構内のみ貸し出しを依頼できます。

各駅係員の案内のお願いについては、乗車時は改札口から利用ホーム指定席車両入口までの案内、降車時は車両出口から改札口までのご案内、乗換は車両出口から乗換改札からホーム指定席車両入口まで案内をお願いされて下さい。

注意点1つ、特に特急列車入口段差ありスロープケアのお願い車内段差1段ありスロープがないと乗降できない車両もあります。

在来線でスロープ利用時は急こう配やホーム介助空間が狭い場合もあります。

注意点2つ、在来の列車間の連結移動は横幅が狭い為、車椅子の種類により移動できないことがあります。

注意点3つ、主要等の駅バリアフリー情報(多目的トイレ・エレベーター設置の有無)各社ホームページで確認、希望駅にエレベーターが無い場合でもご相談されて見て下さい。

何駅か先まで行きエレベーターで折り返し利用や階段昇降機の利用駅などが一部可能な場合もあります。

電動車椅子を利用の場合 4、1-➃

電動車椅子の利用時には、車椅子専用車両のみ横幅を広くしてありますが、一般車両によっては入口に入らないことやホームと車両の隙間や在来線に車両で入口に段差がある車両もございます。

鉄道各社のお問い合せのうえ、係員にスロープの案内をお願いされてください。

電動車椅子に備品を横に付けておられる場合は特にお気つけください。

ハンドル型電動車椅子で新幹線または在来線にご乗車される際には条件があります。

特定の条件を満たし場合、鉄道各社のお問い合せ先でご確認ください。

駅で車椅子を借りて案内を希望される場合 4、1-⑤

長く歩けなく駅館内だけ、車椅子を借り利用されたい場合は、車椅子対応座席のご利用と同じ手続きをされてください

座席は車椅子専用座席の近くを確保できるように申込されてください。

注意点1つ、特に特急列車入口段差ありスロープケアのお願い。

注意点2つ、駅車椅子の貸出しは駅構内改札口内まで(改札口からタクシー・バス乗り場までは主体者が徒歩で移動となります)。

注意点3つ、主要等の駅バリアフリー情報(多目的トイレ・エレベーター設置の有無)各社ホームページで確認、希望駅にエレベーターが無い場合でもご相談されて見て下さい。

何駅か先まで行きエレベーター利用で折り返し利用や階段昇降機の利用駅などが一部可能な場合もあります。

車椅子旅行・交通移動について―飛行機利用 4、2-①

航空会社の「お体の不自由な方の相談窓口」

各ホームページの専用相談窓口にてご相談されて下さい。

JAL「おからだの不自由なお客様のための予約・ご相談窓口」電話0120-747-707・耳や言葉の不自由なお様専用FAX0120-747-606。

ANA「おからだの不自由な方の相談デスク」電話1020-029―377FAX0120-029-366。

各社ホームページでご確認ください

事前の相談登録・当日の安心ケアを受けましょう。

当日の利用のイメージは、出発時刻の目安90分前にカウンターで航空会社係員御打ち合わせ荷物を預けて航空会社の車椅子に乗り換えます。貸出し車椅子(横幅の広いタイプ・フルリクライニングタイプの利用可能な空港が一部ございます)。

保安検査で持ち込み荷物とお体の検査を受け搭乗ゲートへ(ペースメーカーや関節等手術で金具が体内にある方は保安監査係員へ報告しましょう)(医療用電子機器を機内持ち込み使用されている場合はメーカーや機種や型番やバッテリーなど事前申請して意見交換しておきましょう)。

搭乗ゲートでは、出発時刻の20分前までにトイレを済ませてください。

機内へは、搭乗時はお手伝いの必要な方として先に案内・到着時は後で案内。搭乗ゲートから機内へは航空会社の車椅子でそのままご指定席の通路まで案内頂けます。

飛行中トイレは、機内収納移動用小型車椅子(小型車椅子の有無確認必要)で席通路からトイレ入口まで移動しご利用できます。

到着時は,最後の案内で席通路から航空会社の車椅子で荷物受け取り場所まで案内をいただけます。

到着後荷物受け取りは、ターンテーブルで車椅子と荷物を受け取り到着ロビーへ出ます。

地方空港や小型機材の場合 4、2-②

小型機材や悪天候などでターミナルの搭乗ゲートに入れない場合は機材が滑走路上にいます。

車椅子などお手伝いの必要な方へ、昇降付き車で機材横づけ・タラップの階段昇降機・ストレッチャー人的介助などの対応をいただけますのでご安心ください

電動車椅子利用の場合 4、2-③

電動車椅子を預ける際には、バッテリーの種類や折りたたんだ状態の電動車椅子のサイズ(縦・横・長さ)の報告

バッテリーの機内持ち込みの確認。

バッテリーの種類によっては機内持込か荷物預けの意見交換(到着時結露が付き注意)。

小型機材は、貨物室収納が狭く低く折りたたみサイズによっては収納不可能な機材もありご注意ください。

医療機器持ち込みの場合 4、2-➃

医療機器の持ち込みは、事前に機種の情報を申請が必要です

医療機器(機器名・メーカ名・製品名・型番・バッテリー・サイズなどの提出)。睡眠時無呼吸症候群でCPAP療法を受けているお客様へ機内での医療機器ではCPAPのみ機内のPC電源の利用が可能です(メーカー・製品名など申請必要)。酸素ボンベ持ち込事前申請は各航空会社相談窓口で事前に意見交換されてください

(重量5キロ以下・液体不可・容器検査期限内・サイズ高さ70㎝・直径10㎝程度・他情報を申請。

詳しくは航空会社専用相談窓口へご連絡ください。

診断書が必要な場合 4、2-⑤

診断書が必要なお客様は、下記の該当するお客様は航空会社所定の診断書の提出が必要です。医療用酸素ボンベを使用されるお客様。酸素濃縮器(POC)、人工呼吸器を使用されるお客様。

ストレッチャーや保育器を使用されるお客様。その他病状や体調が急に変化する恐れがあるお客様。

病気、けがの治療や最近受けた手術などが航空旅行によりおからだに影響を及ぼすと思われるお客様。

出産予定日を含め28日以内の妊婦のお客様。

その他、航空会社が必要と判断したお客様。

詳しくは航空会社専用相談窓口へご連絡ください。

車椅子旅行・交通移動について―介護・福祉タクシー利用 4、3

主体者と人員と荷物から車種設定

福祉タクシーは一般タクシーでは乗車できない主体者の身体状況(階段昇降)と乗車家族の人員と荷物の量により車種をお選びください

大型車(ハイエース他)はリフト昇降で家族4名から6名程度。

中型車(ノア・セレナ)はスロープ利用で家族3名程度。

小型車はスロープ利用で2名程度。車内の図面の内容で正シートと入りたたみ椅子と荷物置き場の空間のイメージをされて車種の選択をされてみてください。

タクシー料金については、利用コース(区域・距離・時間)と車両タイプ(大型・中型・小型車)が決まってなければ計算ができません。

内容を考えられたうえで料金の問い合わせされて下さい。

コース内容利用時間が変わるだけでも料金は変わります。

主体者と人員と荷物から車種設定 4、4

一般タクシーのジャンボタクシーとワゴン車は主体者が横乗りで手摺なしで3段昇降して頂きます

家族の人員と荷物量により、ジャンボタクシー(ハイエース)は家族5名から8名程度ワゴン車(アルファード)は家族4・5名程度

小型車は家族2・3名です。

ジャンボタクシーは後部ハッチ荷物空間の広いタイプを指定(折りたたみ車椅子と荷物を置きます)。

タクシー料金については、利用コース(区域・距離・時間)と車両タイプ(大型・中型・小型車)が決まってなければ計算ができません。

内容を考えられたうえで料金の問い合わせされて下さい。

コース内容利用時間が変わるだけでも料金は変わります。

車椅子旅行・交通移動について―ユニバーサルレンタカー利用 4、5

主体者と人員と荷物から車種設定

各車レンタカーのホームページでウエルキャブ(福祉車両)の車椅子利用時の特性(リフト昇降・スロープ利用・座席が外に出てくるタイプ)で希望車種を選び、利用開始営業所から返却営業所に希望車種の該当があるかなどのご相談を各社予約センターにお電話されてください。

レンタカー料金については、利用日時(区域・時間)と車両タイプ(大型・中型・小型車)が決まってなければ計算ができません。

内容を考えられたうえで料金を調べて下さい。

利用時間と利用区間(配車・納車)と付属装備や車種指定などが変わるだけでも料金は変わります。

車椅子旅行・旅行日程を調べる 5、1-①

多目的トイレの有無と観光地バリア情報

観光地やトイレ休憩の場所のホームページで、多目的トイレの有無(横スライドドア・壁にL字の手摺・介助空間・大人用オムツ交換台の有無のご確認。観光地では、ホームページ上のマップを見ながら、観光移動のルートの確認(砂利道・飛び石・凸凹・坂道が急こう配・階段の有無)。

園内の周遊観光(トラム・バス・カート等)で乗り物がある場合席に乗降・車椅子の保管について意見交換しておきましょう(合理的配慮)。

入園時の車椅子専用の車寄せ・駐車場の場所(正門に近い場所の確認)。

観光施設の車椅子貸出しの有無(事前予約ができない為、到着時に在庫無しもある)途中の昼食場所(多目的トイレ・椅子テーブルの席・事前予約の有無)。

遊覧船の乗降時に合理的配慮でスロープや人的介助と船内多目的トイレの有無。

ロープウェイの乗降時に合理的配慮でスロープや館内の多目的トイレの有無、業務用の通路を利用させていただきロープウェイ乗り場へ案内の施設も一部有ります、ホームページを見ながら意見交換してみましょう。

などお問い合せをしてみると安心できます。

車椅子でお寺・神社・ロープウェイなの合理的配慮 利用情報 5、1-②

関東では日光東照宮・ミニ尾瀬・小笠原汽船。

東北では、平泉中尊寺・八甲田ロープウェイ展望。

北海道では、大沼公園遊覧船・函館山夜景・有珠山や大雪山旭岳ロープウェイ展望知床遊覧船・知床五胡。

中部では、北八ッ岳や新穂高ロープウェイ展望・立山黒部アルペンルート。

南紀では、伊勢神宮内宮・那智の滝。

近畿では二条城・龍安寺・清水寺・京都御所・京都迎賓館・伏見稲荷大社。

中国・四国では、鳥取砂丘・耕三寺など。

九州では、宇佐神宮・霧島神宮・グラバー園・浦上天主堂・高速船で屋久島・種子島・五島列島。

沖縄では、川平湾グラスボート・由布島や竹富島の水牛車など。観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

車椅子旅行・旅行日程を調べる~車椅子でお寺・神社・ロープウェイ・ゴンドラ 

関東情報

日光東照宮・ミニ尾瀬・小笠原汽船・浅草寺・鎌倉大仏・横須賀湾クルーズ・箱根芦ノ湖クルーズなど。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

東北情報

平泉中尊寺・八甲田ロープウェイ展望・男鹿伝承館・白神山地青い池など。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

北海道情報

大沼公園遊覧船・函館山夜景展望台・有珠山ロープウェイ展望・大雪山旭岳ロープウェイ展望・旭山動物園・網走刑務所博物館・知床遊覧船・知床五胡遊歩道など。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

中部情報。

北八ッ岳ロープウェイ展望新穂高ロープウェイ展望駒ヶ岳千畳敷カール立山黒部アルペンルート・黒部渓谷鉄道トロッコなど。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

南紀情報。

伊勢神宮内宮・那智の滝那智大社・高野山奥の院など。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

近畿情報。

東大寺・法隆寺・伏見稲荷大社・二条城・龍安寺・仁和寺・清水寺・京都御所・京都迎賓館・姫路城など。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

中国・四国情報。

鳥取砂丘・耕三寺・鳴門遊覧船など。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

九州情報。

宇佐神宮・祐徳稲荷神社・霧島神宮・九十九島遊覧船・グラバー園・浦上天主堂・高速船で屋久島・種子島・五島列島など。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

沖縄情報。

川平湾グラスボート・由布島や竹富島の水牛車など。

観光施設によりバリアフリー度・バリア度や合理的配慮の内容の違いはありますが、杖歩行の方や一部の介助でたのしめます。

全国にはまだまだたくさんの観光資源がありますので、ネット検索と電話の意見交換で旅を楽しまれてください。

車椅子旅行・旅の計画から利用当日の流れ 6、-①

主治医と意見交換

旅行の計画の前に、主治医に「旅行の実施」「その時に気よつける内容」をお聞きされると安心いただけますね

脳卒中の手術をされ数か月で飛行機利用など、利用できないケースや

病状等により、現地の医療連携が必要な方なケースや緊急病院の対処で「紹介状」が必要なケースもございます。

紹介状には基本情報や医学的情報、紹介目的などが書かれています。

基本情報とは、氏名や年齢、生年月日、性別、住所、電話番号の他、アレルギー歴や家族歴、個人歴、既往歴などの情報です。

医学的情報としては、診断名(診断がついていない場合もあります)や主な症状、検査の実施状況や治療経過、投薬状況が中心に書かれています。

主体者の身体状況と旅先の困りごと 6、-②

主体者の身体状況と旅先で困る事をかき出そう。身体状況(ADL)を見ながら

立位・座位・保持・歩行(屋内・屋外)・階段昇降(手摺あり・無し場合)・車の乗降・排尿・排便・トイレの状況(トイレタイプ・手摺・介助)・食事ケア・温泉入浴時などのイメージをかき出してみましょう。

トイレは特に宿泊時の夜をイメージしてください。主体者の自立部分と家族でケアしれば出来るときの必要な条件は何なのか。

できない事がある場合は外部のサポートをどう検討するかなどをかき出してみましょう。

どんな温泉を希望するのか 6、-③

どんな温泉に入られたいのか?温泉の泉質・効能・名湯や行ってみたい温泉地など、温泉のタイプ(大浴場・貸切風呂・部屋露天風呂・リフト昇降付き貸切風呂)のイメージしてみましょう。

自宅からの所要時間やお宿到着時間の希望のイメージなど考慮して考えてみてください。

あなたに合うお宿のバリアフリー情報 6、-④

あなたに合う温泉地の宿泊施設のバリアフリー・バリア情報を調べる。館内多目的トイレは手摺の状態とベット介助空間の有無。館内車椅子で生活移動導線(段差・スロープなど)バリアフリー情報。

お部屋内トイレの状態とベット介助空間。温泉のバリアフリー情報の確認は、温泉の段差と湯船の淵へ移乗時の段差と手摺・湯船踏み込み状態。ヘルパー・入浴用車椅子の利用について。

貸出福祉用具の確認食事ケア(アレルギー・刻み食・他)について意見交換しましょう。

日程表の作成と手配 6、-⑤

希望内容に日程表と予算書を作成する。日程表は、十二分なゆとりの時間で計算する(トイレ休憩20分余り・見学時間通常の1.5倍・昼食時間事前予約で60分・予約なし90分)予算書は、各項目の記載と総合計を出してみる(交通移動・各観光機関に障害者手帳割引きも意見交換しましょう)。

一次交通(鉄道・飛行機)・二次交通(現地福祉タクシー・一般タクシー等)の手配をしましょう。内容の打合せをしましょう。

鉄道や飛行機の切符を購入やタクシーの利用料金の事前支払いをしましょう。利用前に最終打合せをしておきましょう。

現地温泉入浴ヘルパー手配 6、-⑥

WAMネット(独立行政法人福祉医療機構サイト)や介護DB(SMSのサイト)などで温泉地域の介護事業所を検索して、介護保険外の自費契約サービスで入浴ヘルパーの派遣依頼の意見交換をされてください。

主体者の「入浴介助業務アセスメントシート」情報と利用日時・場所・同性ヘルパー2名・入浴用車椅子の持参希望の依頼書を送付して意見交換を開始。契約内容と見積書の確認。

当日までに契約書の署名・捺印を済ませましょう。

お宿と意見交換 6、-⑦

到着から出発までの気になる事を確認しておきましょう

お部屋の事、貸出福祉用具、食事ケア(アレルギー・刻みなど)、車椅子の温泉入浴で現地入浴介助事業者の利用の報告打合せ、医療系機器搬入がある場合は部屋の図面と電源コンセントの場所の確認の上、設置場所の打合せ、搬入搬出業者にホテル指定時間の打合せなどを早めにしておきましょう。

医療関連の打合せ 6、-➇

酸素ボンベや医療機器の持ち込みを希望される方は関係機関(お宿・鉄道・航空会社など)

へ早めに意見交換をしておきましょう。

酸素ボンベが必要な場合の飛行機利用は事前の診断書・7日前ごろ再診断書提出し酸素量のボンベ本数の打合せ。宿泊施設へ酸素機器を搬入搬出の申請と搬入の内容を契約事業所とも打合せをはやめにしておきましょう。

旅行荷物の準備(貴重品) 6、2-①

貴重品入れは身の回りに置き、内容は、各種保険証・障害者手帳・常備薬・財布・お薬手帳・

ペースメーカー手帳・携帯電話・ウイルス対策品(マスク・アルコール消毒・うがい薬など)

病院紹介状など、すぐに取り出せるようにしておきましょう。

旅行荷物の準備(宿まで必要な物) 6、2-②

お宿まで必要な物はリュクサックに入れ車椅子のハンドルに引っ掛け、介助者は両手が空くようにしましょう

必要な物の例は、トイレケア用品(通常の3倍程度)・汚れ物入れ(ビニール袋多め)・下痢等の着替え食事ケア品(エプロン・使い慣れた箸・スプーン・フォークなど)・雨具(車いす用レインコート・帽子・足元カバービニール袋)・ウインドブレーカー・ひざ掛け・冷暖房時の風よけ・日焼け止め・サングラス・水分補給(水筒・エネルギー補給剤)・各種クリーム・体温計・携帯用血圧計・正露丸など服薬・カメラなどを入れておきましょう。

旅行荷物の準備(宿泊時・翌日必要な物) 6、2-③

宿泊当日必要なもの、翌日必要な物をキャリーバックにまとめましょう

必要な物の例は、ベット用尿もれ防水シート・パジャマ・口腔ケア用品・洗面ケア品・就寝時ケア用品・体位交換枕・トイレ用品(通常の3倍程度)・翌日の着替えや衣服などです。事前に宿泊施設へ宅送される場合は前日必着にしましょう!(宿泊日と宿泊者氏名を記事欄へ)

緊急時の病院リスト 6、3-①

体調の変化があったときの為に、事前に宿泊時の夜間救急当番病院を調べておきましょう

日程の主だった地域の参考に調べておくと安心できますね。

当日の健康観察と水分補給 6、3-②

健康観察は約3時間おきに声掛けして、顔色の変化・呼吸器の音の変化を気にかけ

水分補給は、約3時間や観光移動後、入浴前・後など水分補給の心がけ、少しでも口に含んでもらうようにしましょう。

温泉入浴前や体調の変化が気になるときは体温・血圧の変化の確認しより早く気付きましょう。

主体者を囲み笑顔を楽しもう! 6、

家族旅行の醍醐味は主体者を囲む笑顔ですね。観光地・食事・温泉入浴後などたくさんのすてきな笑顔を皆で楽しみましょう。

写真をたくさん撮られ、きっと素敵な笑顔の写真は家族の絆を深め、家族の大切な宝物になるでしょうね

車椅子旅行・旅先で困ったこと&対処事例 7、-①

鉄道利用時 

鉄道利用時に、改札からホーム・列車への移動でエレベーターが混みギリギリの乗車でした(大きなキャリーバック・ベビーカーの利用者)。

事前に係員に案内をお願いしているのですが、車椅子の各駅の案内の打合せにかなりの時間がかかりあわてました。JR某駅で車椅子の案内を事前にお願いしていましたが「繁忙期で人が足りなく案内できない」からご自身で移動してくださいと言われ何とか移動。

温泉入浴時 7、-②

温泉入浴のケア時に、洗い場で椅子に座る時低すぎて転倒しそう、立位も手すりが無いので上がれない、湯船に移動時に足元が少し滑りヒヤッとしました

湯船をまたぐときに麻痺で足の保持が弱いためフニャットなり少し体が傾きヒャッとしました。急に尿意を感じられ狭い洋式トイレの便座まで二人で抱えてケアしました。

風呂上がりにてんかん発作を起こされ、横になり気道を確保し少し安静にしていただきひやりとしました。

高齢90歳代で腕の皮膚も薄い方で、後ろから両脇を抱える際の力で腕が軽い青アザになりました

背もたれとひじ掛け付のシャワーチェアや入浴用車いすがあれば安全に利用ができます。

食事ケア 7、-③

嚥下の方が食事中に急に咳が止まらなくなり鈍い音が続くため病院で診察してもらい「刺し身のわかめが気管に張り付き」吸引してもらいました。

嚥下の方がバーベキューのお肉を一口(2センチ)に刻んでいましたが噛見切れないまま飲み込まれむせが続きましたが何とか落ち着きました。

あなたに合った刻みは調理ばさみを持参することで即対応が可能となりますね。

体調面 7、-➃

体調面1つ目、透析の方で朝食時は笑顔でしたがお部屋で「ふわーと」なられ、血圧を測ると低い為、横になっていただき体調を整え回復されました。

2つ目、朝食後に「しゃがみこまれ・顔色も悪く」救急搬送ご回復されましたが、原因は朝の薬を重ねて2回分の量を服用されたことでした。

3つ目、集合時に少し咳をされていて宿到着時に少し熱もあり夕食後にタクシーで夜間救急病院へ診察してもらいました。

車の移動時 7、-⑤

車の移動時1つ目ステップの敷物に足が引っかかり、体が少しふらつきヒヤッとしました。

乗降時は介助者が下側、下車時も介助者が下側にいることが大切ですね。

可能であれば2名体制で上と下で時間をかけて丁寧に乗降介助に集中しましょう。

2つ目、高原地域のお宿のマイクロ送迎車(4WD車)の乗降時に段差が通常より高く約30センチの段差があり時間をかけて乗降介助されました。

観光地の移動中 7、-⑥

観光地の移動1つ目、町並みの横断歩道を渡る際に点滅となり焦り2センチ程度の段差でしたがスピードがあったため転倒せれる軽い擦り傷程度でした。

2つ目、通常の観光地の砂地の少し凸凹道を移動中2センチ程度の石に前輪が引っかかり、体が少し前のめりになられヒヤッとしました。

3つ目、町並みの狭い路地を移動中路面が水路側に傾いていて水路側に進みヒャッとされました。

心に寄り添い 7、-⑦

きれいな浜辺で海をみながらのんびりと「心の寄り添い」浪打際まで案内したいけど一人では無理、周りの方に声をかけて車椅子を引っ張っていただき、素敵なひと時を可能な範囲で一緒に過ごします。

気持ちを感じながら、ただ単にお話をお聞き続けて、心の寄り添う時間は大切なひと時です。主体者の表情も最初よりはだんだん穏やかになられて、笑顔が浮かんでこられます。主体者の喜びを同行者も一緒に感じ、幸福なかけがえのないひとときを体感されてください。

トイレのこと 7、-⑧

観光中のトイレ1つ目、ロープウェイで山の上の展望台でトイレに失敗して、汚れ物を入れる袋や着替えもなく困りました、それからリュックサックの中に汚れ物の処理対策品(ビニールの買い物袋を数枚・ウエットティッシュ・下着など着替え・ビニール手袋・など)を入れています。

2つ目、下痢(下剤の服用)で排便のケア後「ずるずる出る」為に何度もオムツ交換が必要となり旅行日程でオムツの枚数が足りなくなり探して買い足しました。

れからトイレ用品は通常の3倍、下剤服用時は荷物になっても5倍程度持参しています。(宿へ宅送しています)

凸凹道(砂地・砂利・水たまり・雪など)7、-⑨

一段の段差・横断程の段差・砂地の凸凹・石を敷き詰めた凸凹・砂利・水たまり・雪道などで、前車輪が引っかかり何度も体が前に落ちそうになる経験あられますよね

一人の場合は、「前輪を浮かせる(ウイリー)」で長い移動を休憩しながら。まわり方の応援を求める場合は、「誰か助けてくださいと声掛けして」車椅子の前フレームを持ち上げて引っ張って頂き(砂利道などはひもを付けて)移乗されて見て下さい。

合理的配慮 7、-⑩

神社・お寺などでは、階段や急な坂道の参道羽あたりまでですが、事前電話の配慮で社務所の上まで車を上げさせていただいたり本堂に側面に木製のスロープを着けられていたり、階段30段の大門の裏手の門に木製のスロープを付けて頂いたり、通常は階段約200段を下るのですが通用門を開けて頂き長いスロープを下り見学ができたり祭りの観覧席(自由席)では側面の前に車椅子の方用のスペースを設けていただいたり様々な合理的配慮に感謝です

車椅子旅行・旅を通じ生きがい・皆の喜び―生きがい 8、1-①

マイカーで家族温泉旅行 

脳卒中で車椅子の父と毎年家族3世帯で一緒に温泉旅行に行くことができてとても楽しく嬉しいです。

現地介護事業所のヘルパーの方を手配して頂きとても助かっています。

父の温泉に入った後の笑顔を見られることが家族の絆・宝物です

福祉タクシーで家族温泉旅行 8、1-②

高齢90歳代の母・叔母と一緒に毎年恒例の福祉タクシーで温泉旅行。母は、嬉しかった・楽しかった。

叔母は、おいしかった・温泉気持ち良かった・100歳まで頑張るいから連れて行ってね、声を聴けてうれしいです。

母と叔母が「生きがいを持ち生活できることはとても大切ですね」皆が幸福な時間を過ごせています。

バリアフリーツアー親子で参加 8、1-③  

脳卒中の母と一緒にツアーに気楽に参加。行ったことのない観光地を求め、企画のリクエストをしては楽しみ。

今は観光列車の企画(車内からの景色・グルメランチ)夢旅を投稿し楽しんでいます。

母も次の旅行が生きがいになり、私自身もリフレッシュできる私たち親子の大切なひと時です。

バリアフリーツアー夫婦で参加 8、1-➃  

美ヶ原高原・雲上のリゾート「王ヶ頭ホテル」に車椅子の妻と行ってみたいと思っていました。

心の翼ツアーを見つけ参加。日本百名山の内の41もの山々をみわたせて感動。王ヶ頭山頂の夕日・星空・朝焼け・雲海を染めて昇るご来光・幻想的な大雲海をテラスから眺め、憧れの美ヶ原高原のホテルに宿泊ができて、主人が何より喜んでくれ来て良かったと思います。

バリアフリーツアー発病後初の家族旅行 8、1-⑤ 

車椅子の妻と病後初めての旅行。妻に生きがいと思い、不安もたくさんありましたが、初めての旅行を心の翼に託しました。

 妻が発病後、初めての温泉入浴が出来、鼻歌を歌い何より喜んでくれ、家族の介護者に対してもリフレッシュという点でも配慮頂き満足な旅でした。

病院から外食・自宅・旅行の目標 8、2-① 

自宅で転倒し圧迫骨折、1か月入院後歩いてよい時期になり、主人の好きな事をリハビリの目標に、まずは「外出届を出して外食」

次は「自宅に帰る」病院でも歩いてトイレに。

次に大好きな旅行「東京スカイツリーに行きたい」楽しい目標をかかげて、デイサービスでも歩く・平行棒・段差などのリハビリに励み旅行実現できました。

外出することはいつもと違う筋力も使いリフレッシュもできて私たちの楽しい生きがいです

観光列車のディナーをリハビリ目標 8、2-② 

今は脳卒中の両麻痺、元気な時に家内と約束していた「トワイライト列車でディナーを楽しもう」を実現しようをリハビリの目標にされ、デイサービスではマシーンを使うリハビリ自宅では列車の狭い通路をイメージしてL字を歩行器で歩く・立ち上がり保持を何度もリハビリされ、「念願の奥様と食堂車ディナーの乾杯」を実現されました。

宿泊担当者 関係者の喜び 8、3-①    

車椅子の家族旅行でお越しいただく方の声に「久しぶりの温泉とても気持ち良かったです」と素敵な笑顔で「ありがとう」と言っていただける方が多く、私たちもうれしくなります

さらには、もっと喜んでもらいたいなと思える瞬間でもあります

タクシー運転手 関係者の喜び 8、3-②  

いつもは病院送迎の仕事をしていますが、外出・旅行をされ喜んで頂く仕事もしたいと思い、家族旅行や心の翼ツアーのサポートをするようになりました

「たくさんの笑顔」「喜びの声」「元気なられる」たくさんの喜びを肌で感じられることがとてもうれしいです

介護生活相談員 関係者の喜び 8、3-③

有料老人ホームに入所のU様から東京の記念式典や「仕事場の南極観測船・宗谷号の通信室・友と再会したい」願いを相談され、心の翼と相談して実現されました。

U様の喜びは私自身もとてもうれしく目頭が熱くなりました利用者の心に寄り添い「終焉を迎えられる前に諦めていたことが実現できることは、人生を豊かに関係者みんなの幸福感を拡げてくれました」。

旅行サポーター 関係者の喜び 8、3-④   

旅行好きな私に、ヘルパーの前職が社会に役に立ち喜んでいただき、感動できる何か仕事はないかなと思っているときに「心の翼旅行サポーター」を見つけて広島県内の方を中心に様々な介護の必要な方々の旅行支援をさせていただいています。

主体者に喜んで頂き、「きれい・おいしい・温泉気持ちいい・来て良かった」などたくさんの喜びの声を体感できて感動しています。「あなたの喜びが私の喜びです」。

現地温泉入浴ヘルパー 関係者の喜び 8、3-⑤ 

心の翼から温泉旅館の大浴場で温泉入浴のご依頼の代行手配「妻や母に温泉を楽しんでほしい」の願いを託され、初めてお会いする主体者の心に寄り添い温泉入浴ケア「初対面で緊張・声掛け・お体を流し・湯船に入り・気持ちいい・最高・笑顔が膨らみます」喜びの笑顔を見られた瞬間、歓喜にあふれました

介護職の原点を思い起こさせてくれた瞬間です