【白馬感動体験・ユニバーサルツーリズム・モニターツアー3日間の報告】
7月14日~16日3日 東京都のI様、ご主人が脳卒中の車いす生活、
主人は白馬岩岳でスキー、奥様は白馬八方でスキーと白馬八方池へトレッキングの体験あり、
白馬の大自然を見たいとモニターツアーに参加、
近くのJR駅から乗車し東京駅から新幹線利用、現地は小型タクシーを利用し、
現地の観光地は添乗員さんに車いすを押していただき、白馬の大自然と温泉を楽しむことができました。
白馬岩岳マウンテンハーバーでは
山頂駅から標高1,289Mの岩岳マウンテンハーバー展望台へ、
左から五竜岳から唐松岳・白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)・小蓮華山を楽しむことができました。
ゴンドラの乗り降りは、ゴンドラ手前まで踏み台ステップの準備があり助かりました。
白馬五竜高山植物園の「ゴンドラとリフト」と「リフト」では
チケットセンターから坂道登りゴンドラ乗り場へ、
ゴンドラの乗降はスロープの設置で車いす(折りたたみ車いす・幅60㎝以内)ごとゴンドラ内へ入れて安心快適利用、
リフトの乗降はスタッフがリフトを止めていただき座り降りができ、移動時もバーを握り安心でした。
白馬五竜高山植物園の「トレイルライダー」では
カナダのアウトドア用の一輪車(日本に1台)、
座り心地も良く、3か所に安全ベルトをかけていただき、アームを持ち体か傾いても支えることができ、
ブレーキもあり360度の小回りも聞きトレッキングの散策道も安心して利用できました。
白馬五竜高山植物園の「高山植物の花」は
リフトを降りて、「トレイルライダー」で目指す目的3つ、
一つ目は「ニッコウキスゲの群生」を鑑賞(こんなに満開の群生は初めてスタッフの声)、
2つ目は「コマクサの群生」をゆっくり鑑賞(こんなに満開の群生は初めてスタッフの声)、
3つ目は「ヒマラヤの青いケシ」ゆっくり鑑賞できて大満足。
栂池自然園(簡易電動車いすでバリアフリー木道散策)は
栂池高原チケットセンターから坂道登り栂池高原駅からゴンドラで栂の森駅へ、
坂道・一部砂利道を約250M下りロープウェイ乗り場(栂大門駅)へ、ロープウェイで自然園駅へ、
駅舎内で事前予約した簡易電動車いす(栂池高原観光協会へ予約)に乗り換え、
坂道を力を入れずに自然園まで約400Mを移動、
栂池自然園ビジターセンターでシアターなど学び、
バリアフリー木道から高山植物などを鑑賞、
今年は特に毎年咲かない「コバイケイソウ」が咲き乱れて感激しました。
そば畑・製粉所・そば打ち体験と食事は
そば畑や製粉所で説明を聞き、
そば打ち体験は夫婦ともに初めて、
片麻痺のご主人もすべての行程を奥様のサポートで体験され、
打ち立てそばを舌ずつみに満足されました。
郷土料理の提供
古代米(紫米)・信州サーモン・蔵掛豆・やたら(薬味で使用)・笹寿司・おやき(季節具材)の提供を頂き、
旅先の食文化を味わうことができ感激です。
白馬ハイランドホテルでは
思いやり部屋の洋室でトイレは車いすのまま入れて手摺のあり介助空間もありました、
貸切風呂は車いすのまま洗い場まで移動でき湯船も低めで何とか利用できました。
私たちは湯船の中央当たりの下り手摺やシャワーチェアは肘掛付きを希望、持つところがないと体を支えられないからです。
今回は特別に「心の翼が入浴用車いすを宅送」脱衣場からの移動は転倒の不安なく助かりました。
宿泊施設の貸出があると嬉しいです。
貸切風呂では今回限定で添乗員さんの介助で「足湯・かけ湯」を楽しまれました。
食事ブッフェ会場のお席は車いすマークで合理的配慮、貸出備品のブッフェカートは助かりました。