信濃毎日新聞「白馬の自然 誰もが楽しめるように」障害関係なく観光モニターツアー始まる7月15日
障害に有無にかかわらず観光が楽しめる「ユニバーサルツーリズム」の
モニターツアーが14日、2泊3日の日程で白馬村で始まった。
脳梗塞の後遺症がある車椅子の夫(82)と介護する妻(73)が参加。
ゴンドラに乗って北アルプス白馬三山の展望エリアなどを見学した。
ゴンドラは一時停止させて慎重に乗り降り。
白馬三山には雲がかかっていたが、
夫婦は「これはこれで美しい」と喜び、「思いやりと心遣い一つで白馬の自然が楽しめてありがたい」と話していた。
他にアウトドア用車椅子を利用できる白馬五竜高山植物園や、
電動車椅子を利用できる栂池自然園を巡る予定。
昭和観光社(広島県)が企画し、
村内の白馬ハイランドホテルなどが協力した。