~バリアフリーツアー専門旅行・㈱昭和観光社~
2024年6月23日TSSテレビ新広島・OHK岡山放送・TSKさんいん中央テレビ・tys テレビ山口
主な事業内容
■ユニバーサルツーリズム促進事業
◎バリアフリーツアー運営(高齢者・障がい者)
◎ユニバーサルツーリズム専門家(講師・コンサル)
株式会社 昭和観光社(広島県)
今回は東広島市にある、高齢者や障がい者などを対象にしたバリアフリーツアーを専門に手掛ける旅行会社「昭和観光社」が登場。
番組ではパーキンソン病を患う夫婦の2泊3日の旅に密着!
安全で安心な旅にするためには、観光地のバリアフリートイレの有無や、階段はもちろん、宿泊先の風呂の高さなど、細かなチェックが必要不可欠。
そして、代表の平森さんが最も大切にしているのがツアー客の「笑顔」。
最高の笑顔を引き出すためのコーディネート術とは?
今回は全国的にも珍しいバリアフリーツアーを専門にする旅行カンパニーのそ~だったのかに迫ります!
障がい者や高齢者を安心サポート
バリアフリーツアー専門の旅行会社「昭和観光社」。障がい者や高齢者を対象に、約100人の団体ツアーや一組だけのオリジナルコースを企画しています。
カンパニーがバリアフリーツアーのコースを計画する際に重視するポイントは、バリアフリートイレが設置されている場所をつなぐこと。
また、観光地の階段などの段差や手すりの設置の有無なども事前にチェックしています。
車いすを使用する旅行者のために、タクシーをどこに停めるかも事前に調査していて、車いすが乗り降りする左側を建物の方に向けて停めているのです。
また坂道では、車いすのブレーキ操作が難しいため、足を踏ん張っても滑らないかを当日も再チェック。
何度訪れた観光地であっても、このチェックは欠かしません。
カンパニーは安全に安心してツアーに参加してもらうため、バリアフリーの現実的な課題を事前にしっかりと調査しているのです。
参加者全員が笑顔になれる旅行
カンパニーが旅行プランを立てる時、最も大切にしているのがお客さんを笑顔にすること。
バリアフリーツアーに力を入れるようになったのも、この「笑顔」がきっかけでした。
代表の平森さんが30代の頃、滋賀県でバスツアーを案内している最中、肺に異変が起き、広島に戻って緊急手術。
バスの車内で安静にしている間、心に浮かんだのは、かつて案内した障がい者支援施設などのツアー参加者の笑顔でした。
こうして、1994年、一般のツアーと並行してバリアフリーツアーをスタート。
その後、自身が代表に就任し、2012年に福祉専門の旅行会社へと舵を切ったのです。
今では、長野県の美ヶ原で日本百名山と雲海を堪能するコースや、白馬五竜で高山植物を観賞するコースなど、年間50本のツアーを企画しているのです。
参考資料
■パーキンソン病の住吉さんの長崎旅行に密着
◆長崎市◆ハウステンボス(イルミネーション・チューリップ)
■心の翼バリアフリーツアーの様子 【年間ツアー50本企画】
◆白馬:山岳用車いすの介助で高山植物を観賞
◆美ヶ原高原・雲上のリゾートホテル「王ケ頭ホテル」(雲海に染まる夕焼け・雲海を染める御来光)
◆上高地・神秘的な明神池へ山岳用車いすの介助で第感動
◆北アルプス・新穂高ロープウェイ360度大パノラマ
◆千畳敷カール:標高2,612Mの展望テラスで目の前に聳え立つ大自然の絶景(千畳敷カール・宝剣岳)
◆世界遺産【屋久島:樹齢3,000年紀元杉・大川の滝・永田いなか浜】
◆世界遺産【京都:車いすの方へ合理的配慮(龍安寺・二条城)】
◆河口湖温泉:選べる入浴【部屋:ひのき風呂・貸切:ひのき風呂・貸切:リフト昇降付】
◆車いす利用者のツアー(黒部立山)◆杖歩行者のツアー(函館の桜)◆サポーター同行の様子
■ 温泉入浴時の利用イメージ
◆入浴用車いす現地温泉入浴ヘルパー ◆貸切風呂の貸出備品 ◆温泉入浴後の「喜びの笑顔」
■平森良典がセミナーなど講師をしている風景
◆国土交通省で講演◆講師:㈱昭和観光社◆講師:一社)バリアフリー旅行ネットワーク