このQ&Aコーナーは、心の翼バリアフリーツアーが42年間、障害のある方や車椅子利用の方の旅行現場で実際に寄せられてきた「困った」「不安」「どうしたらいい?」という声をもとにまとめた実践的なアドバイス集です。移動や宿泊、介助など、現場での経験をもとに、初めての方にも安心して読んでいただける内容になっています。
目次
1.高齢者・障害者・車椅子利用者でも旅行に行けるの?不安?
- Q高齢者でも本当に旅行に行けますか?
- A
はい。年齢を理由に旅行を諦める必要はありません。大切なのは「体力に合わせた旅の設計」です。
「杖歩行で長く歩けない」「転倒が怖い」「トイレが近い」「疲れると回復に時間がかかる」など、高齢になると不安は増えます。心の翼では
- 観光地の移動距離を短く設定
- 見学やトイレ休憩などゆったり日程
- 休憩回数を多めに確保
- 段差や坂の少ない動線を選定
- 宿泊施設は階段がなく、客室・トイレ・浴室動線も段差の少ない施設を手配
- 移動・観光・宿泊すべてを体力に合わせた無理のない日程で設計
「行けるかどうか」ではなく、**「無理なく楽しめるか」**を基準に旅を設計します。
- Q障害があっても安全に旅行できますか?
- A
はい。障害の種類や程度に応じた配慮と準備があれば、安全に旅行できます。
「障害があるから無理では…」「外見では分からない内部障害や難病の不安もある」と心配する方も多いです。心の翼では
- 日常生活で困っている動作の把握
- 疲労の出方や回復時間の確認
- 医療的配慮や服薬状況の確認
- 介助が必要な場面を事前に把握
- 行程・移動手段・サポート体制を調整し、障害に合わせた無理のない計画
「できない理由」を探すのではなく、**「どうすればできるか」**を一緒に考え、安全で安心な旅行を実現します。
- Q車椅子の生活ですが旅行は可能ですか?
- A
はい。事前確認とサポート体制があれば、車椅子利用者の旅行も安心して楽しめます。
「車椅子だから行けないのでは…」「当日どうにかなるか心配」と感じる方が多いです。心の翼では
- 車椅子で段差なく移動できるか、観光施設・宿泊施設を事前調査
- 宿泊施設では客室(下足場・トイレ・ベッド周り・洗面・バス)や貸切風呂、食事処のバリアフリー状況を確認
- 観光地の多目的トイレ、段差なしの移動ルート、路面環境を事前確認
- 食事会場も車椅子で段差なく椅子・テーブルまで移動可能か確認
- 温泉入浴では貸切風呂、湯船の高さ、手すり、シャワーチェア、入浴用車椅子を確認
- 必要に応じて添乗員介助や入浴ヘルパーを手配
**「車椅子だから無理」ではなく、「準備すれば行ける」**という安心の選択肢を広げます。
- Q不安が大きく、相談するかどうか迷っています
- A
はい。その迷いこそ、旅行づくりのスタートです。
「家族に迷惑をかけないか」「途中で体調が悪くなったら…」「もし何かあったら…」と不安になる方は多くいらっしゃいます。心の翼では
- 決断を急かさず、まずは不安を言葉にしてもらう場を提供
- 相談は無料で、行くかどうかを決める前に安心できる材料を一緒に考えられる
- 小さな不安も共有することで、旅行計画に反映可能
相談すること自体が安心につながります。不安を一人で抱え込まず、安全・快適な旅行への第一歩として捉えます。
2.心の翼ではどんな旅行ができるの?
- Q添乗員同行の新幹線ツアーとはどんな旅行ですか?
- A
はい。移動・観光・宿泊すべてに添乗員が同行し、安心度の高い旅行です。
「新幹線やタクシーでの移動が不安」「観光中に体調が悪くなったら」と心配する方も多いです。心の翼では
- 新幹線車椅子席を1か月前予約、多目的トイレ付近を確保
- 駅係員の案内で改札からホーム、乗降・列車スロープまで同行
- タクシーはリフト付き・ワゴン車・小型車で1組限定利用
- 宿泊施設はバリアフリー部屋・車椅子にやさしい部屋を選定
- 温泉入浴が不安な方には、現地温泉入浴ヘルパー手配も可能
- 現地では移動介助、見守り、体調変化への判断、緊急時対応まで添乗員が対応
- 行先は大自然、世界遺産、桜・紅葉名所、日本の祭り、イルミネーション、温泉地など多彩
添乗員が同行することで、移動・観光・宿泊中の不安を最小限にし、安全・安心・快適な旅行を提供します。
- Q添乗員同行新幹線ツアーのお値段はいくらぐらいなの?
- A
はい。添乗員同行の新幹線ツアーは、2名1室利用で
1泊2日:お一人 約15万~25万円前後
2泊3日:お一人 約21万~35万円前後です。
「障害のある方が多いと多目的トイレの待ち時間が長くてつらいのでは」
「観光中、身体ケアに時間がかかり予定に遅れてしまわないか」
そんなご不安の声を、私たちはこれまで何度も伺ってきました。
心の翼の添乗委同行ツアーはあえて少人数制。
その分、
・42年の現場経験をもつ添乗員が同行
・新幹線の車椅子席を1か月前に確保し、多目的トイレ付近を予約
・駅係員と連携し、改札からホーム、乗降まで丁寧にサポート
・2~6名の少人数で、リフト付きなど専用タクシーを利用
・多目的トイレのある観光地・宿泊施設を、ゆとりある日程でご案内
・館内に多目的トイレがあり、バリアフリー客室や貸切風呂のある宿を厳選
・ご希望に応じて、温泉入浴ヘルパーや旅行サポーターの手配も可能
といった体制を整え、待ち時間や移動のストレスを最小限に抑えています。
参加人数が少ないため旅行代金は高めになりますが、その分、
「待たされない」「焦らない」「気兼ねしない」
安心と快適さを大切にした旅が実現します。
ご本人様はもちろん、ご家族や同行者も心からリフレッシュできる——
それが、心の翼の添乗員同行バリアフリーツアーです。
- Q添乗員なしの連泊ツアーはどんな方に向いていますか?
- A
はい。移動を最小限にし、宿でゆっくり過ごしたい方に向いた、滞在型の旅行です。
「長時間移動や観光で疲れてしまうかも」「温泉や宿で快適に過ごせるか心配」という方もいらっしゃいます。心の翼では
- 新幹線車椅子席・リフト付きタクシー・バリアフリー宿泊施設の手配を一体化
- 観光は無理なく、滞在や温泉を中心としたプラン設計
- 温泉入浴が不安な方には、現地温泉入浴ヘルパー手配も可能
- 大自然・世界遺産・温泉地など、希望に合わせて安心・快適な宿泊先を選定
- 長期滞在でも体調管理と休憩を優先し、無理のない行程
宿中心・滞在型の旅行は、移動負担を減らし、安心・快適に過ごすことを最優先に設計します。
- Qタクシー宿泊パックとはどんな旅行ですか?
- A
はい。公共交通が不安な方のために、ドアtoドアで移動できる安心プランです。
「乗り換えや長距離歩行が負担」「車椅子での移動が難しいかも」と不安に感じる方が多くいます。心の翼では
- リフト付きタクシーや配慮車両で移動、乗降補助も手配
- 観光と宿泊を無理なく組み合わせ、旅行全体の疲労を軽減
- 車椅子にやさしい宿泊施設(バリアフリー部屋・貸切風呂)をパック化
- 関東・東海・近畿・中国地方など、全国各地の安心宿を事前調査・手配
- 移動・宿泊・観光を一体で考え、初めての方でも安心
移動の負担を減らすことで、旅行全体の満足度と安全・安心を確保します。
- Q温泉宿泊パックとはどんな旅行ですか?
- A
はい。「温泉に泊まりたいけれど移動や入浴が不安」という方のための安心パックです。
「段差や浴槽が不安」「宿で快適に過ごせるか分からない」と心配する方も多いです。心の翼では
- 全国約200軒の宿を細かく調査(館内段差・客室・貸切風呂など)
- お客様の身体状況や同行者の介助状況に合わせた宿泊先を提案
- バリア情報や入浴の注意点も事前にお伝えし、安心して楽しめる環境を確保
- 心の翼のスタッフが手配・相談に対応し、行ってみて困ることがないよう配慮
「行ってみないと分からない不安」を解消し、安心して温泉を楽しめることを重視しています。
- Qオーダーメイド旅行とはどんな旅行ですか?
- A
はい。行き先・日程・内容をすべて、お一人おひとりに合わせて一から作る旅行です。
「どこまで頼めるか分からない」「体力や介助の心配がある」という声に対応します。心の翼では
- 現状の体調や歩行・車椅子の状況、介助や介護の必要性を丁寧にヒアリング
- 移動方法(新幹線・タクシー)、観光地、宿泊施設、サポート体制を現実的に確認
- 現地温泉入浴ヘルパーや旅行サポーター(見守り・介助・介護・看護)を手配
- 思い入れの地やふるさと旅行も対応、家族だけでは難しいことをサポート
「どうすれば行けるか」を一緒に考え、安全・快適に旅行できる最適プランを作ることが目的です。
3.どんなサポート体制があるの?
- Q添乗員の介助付きツアーとはどんな旅行ですか?
- A
はい。添乗員がツアー参加者の1組限定に対して、車椅子の介助やその他必要なサポートを行う旅行です。
「歩けなくなったらどうしよう」「途中で疲れたら不安」という方に最適です。心の翼では
- 長年の現場経験を持つ添乗員が、移動時段差対応・乗降補助・観光中の付き添い・体調変化への気づきを実施
- 事前にお客様の身体状況や注意点を共有し、専任で介助
- 初めての方も安心して参加でき、ご本人もご家族も気を張らず旅行を楽しめる
同行添乗員による安全・安心サポートで、体力や移動の不安を解消し、旅行の喜びを最大化します。
- Q温泉入浴ヘルパー手配とはどんなサービスですか?
- A
はい。温泉入浴時の不安や介助が必要な方に、現地の専門ヘルパーを手配し、安心して入浴できるよう支援するサービスです。
心の翼のツアーやオーダーメード旅行に申込された方へコーディネートしています。
「段差や滑りやすさが不安」「湯船に入れるか心配」「一人で入浴できない」など、温泉入浴は旅行の楽しみですが、介助が必要な方には大きな負担です。心の翼では
- 宿泊施設の許可を得て、脱衣場・洗い場・湯舟・下足場・手すりなどのバリア情報を事前に調査
- お客様の身体状況に応じて、どの段階でどの介助が必要かを写真と動線で確認
- 現地介護事業所の介護保険外サービスとして契約し、ヘルパー2名体制で入浴介助
- 入浴用車椅子やシャワーチェアの使用、湯舟への安全な移乗
- 事前にお客様とシュミレーションし、「どのように入浴すれば負担が少なく安心か」を計画
- 貸切風呂や部屋風呂も対応可能で、温泉に不安がある方も快適に入浴可能
「温泉は無理かも…」ではなく、事前準備と安全体制で誰でも楽しめることを重視しています。
- Q旅行サポーターの「介助」とは何をしてくれますか?
- A
はい。日常生活の延長として必要な身体的サポートを行い、旅行を安全に楽しめるようにする支援です。
「観光中に疲れたらどうしよう」「段差や乗降が心配」「トイレで困ったら」と不安を抱える方も多いです。心の翼では
- 移動介助:車椅子の押し方、スロープ・段差・長距離歩行の付き添い
- 乗降補助:新幹線・タクシー・観光施設で安全に乗り降りできるサポート
- 観光中:休憩ポイントの確保、体調の変化の確認、熱中症・転倒防止などの安全配慮
- 食事・宿泊時の補助も必要に応じて対応
- 事前に身体状況や服薬・注意点を確認し、安全で戸惑いのないサポート
- ご家族は付き添いに気を遣わず、旅行を楽しめる
「自分一人では不安」でも、適切な介助があれば安心して旅行できることを大切にしています。
- Q旅行サポーターの「介護」とは何ですか?
- A
はい。旅行中の生活動作を支える、日常的な介護を提供するサポートです。
「介護が必要だから旅行は無理」と諦める方もいます。心の翼では
- 日常的介護:トイレ介助、着替え、食事補助、就寝・起床補助
- 車椅子介助:観光地や宿泊施設での移動を安全にサポート
- ご家族と役割分担を事前に明確化
- 身体状況や服薬内容、介護度に応じた支援計画を作成
- 一人参加の方は、要介護度3まで、立位保持が可能な方
- 安全管理や休憩・体調変化への対応も含め、旅行中の生活全般を支援
「介護があっても旅行は可能」
安心して楽しめる旅を作ることが優先です。
- Q旅行サポーターの「看護」とは何をしてくれますか?
- A
はい。医療的な配慮が必要な方を対象に、体調管理や服薬管理などを含めた旅行支援を行います。
「持病があるから旅行は無理」「急に体調が変わったらどうしよう」と心配な方が多いです。心の翼では
- 事前に主治医やご家族と連携し、旅行計画や体調管理方針を確認
- 服薬管理や体調観察をしながら、介護・介助も同時にサポート
- 緊急時対応や体調変化への判断も看護資格者が担当
- 一人参加の方は、要介護度3まで、立位保持が可能な方
- 必要に応じてリハビリ補助や安全移乗の方法も提案
「万が一が不安で諦める」のではなく、準備と体制があれば旅行は可能という考えです
4.オーダーメイド旅行はどんな提案や手配するの?
- Qオーダーメイド旅行(国内旅行)はどんな内容ですか?
- A
はい。移動・宿泊・観光・介助までを一体で考え、お一人おひとりの状況に合わせて作る旅行です。
「体力が続くか」「宿で安心して過ごせるか」「観光も無理なく楽しめるか」と悩む方が多くいます。心の翼では
- 移動:JR・新幹線・リフト付きタクシー・観光バスなど、安全な動線を事前確認
- 宿泊:館内段差・車椅子移動可、バリアフリー部屋・トイレ・洗面・ベッド回りの安全確認
- 観光:多目的トイレ、段差なしルート、スロープや歩道状況を事前調査
- 食事・温泉:車椅子や介助対応可、必要に応じて温泉入浴ヘルパー手配
- 介助・介護・看護:旅行サポーターが同行し、体調変化や服薬管理にも対応
- 行程:休憩を多めに設け、無理のないスケジュールに調整
- 体調・天候による柔軟な予定変更も可能
「行けること」だけでなく、安全・安心・楽しめることを最優先に計画するのがオーダーメイド旅行の基本です。
- Qオーダーメイド旅行(思い入れの地・ふるさとへ)もお願いでるの?
- A
はい。生まれ育った場所や思い出の地など、「もう一度行きたい場所」への国内1泊以上の旅行も、オーダーメイドで対応可能です。
「体力的に行けるか心配」「家族に迷惑をかけてしまわないか」と悩み、諦めてしまう方もいます。心の翼では
- ご本人の希望や目的を丁寧にヒアリングし、行き先・日程・滞在時間を調整
- 移動手段(新幹線車椅子席・リフト付きタクシーなど)や乗降補助を事前に確認
- 宿泊環境の段差やトイレ・ベッド・貸切風呂など、安全に過ごせる設備を選定
- 旅行サポーターの介助・介護・看護を必要に応じて手配
- 体調や体力に合わせ、休憩・観光ポイントを調整して無理のない行程を作成
- 時間がかかっても安全に楽しめる方法を一緒に計画し、思い出の旅を実現
「諦める前に計画を立てる」ことで、安全・安心に思い入れの地へ行ける旅を作ることが可能です。
5.どのように調べ選べばいいの?
- Q宿泊施設はどのように選べばいいですか?
- A
はい。高齢者・障害者・車椅子利用者の旅行で最も重要なのは、「安心して過ごせる宿」を選ぶことです。
「バリアフリー対応」と書かれていても、実際に車椅子で移動できるか、トイレや洗面が使いやすいかは宿ごとに異なり、初めてでは判断が難しいです。心の翼では
- 玄関から客室までの段差・スロープ・エレベーター設置状況を事前確認
- 廊下やドア幅が車椅子で通れるか、客室内のトイレ・洗面・ベッドの高さを確認
- 食事会場までの段差や座席配慮、非常時の対応体制も確認
- 実際の利用シーンを想定して細かく調査し、お客様の身体状況に合わせた宿を選定
- 「泊まれる」ではなく、「安心して過ごせる」宿かどうかを重視
宿泊施設選びは、旅行全体の安心度に直結するため、事前調査と身体状況に合わせた選定が不可欠です。
- Q交通移動「JR」を利用する際の注意点は?
- A
はい。JR利用は事前準備を丁寧に行うことで、杖や車椅子の方でも安全・安心に移動できます。
「乗り換えや長距離歩行が大変そう」「列車内でのトイレや席が心配」と悩む方が多いです。心の翼では
- 列車編成座席表で車椅子対応席と多目的トイレの有無を確認
- 利用駅のエレベーター・多目的トイレ・乗り換え時間を事前に確認
- 個人切符は1か月前受付なので早めに申請
- 新幹線から在来線への乗り換えは30分以上の余裕を設定
- 当日は駅係員と連携し、改札からホーム、スロープ利用、乗車・降車まで案内
- 杖歩行や疲労が心配な方には駅車椅子の利用も可能
事前準備と駅係員との連携で、公共交通でも安全・快適に移動できることを重視しています。
- Q交通移動「飛行機」を利用する際の注意点は?
- A
はい。飛行機移動も事前確認とサポート手配で、長距離を短時間で快適に移動できます。
「空港が広くて歩けるか不安」「車椅子や医療機器をどう扱うか分からない」と心配する方も多いです。心の翼では
- 予約後、航空会社に車椅子利用や医療機器の持ち込み、座席位置、搭乗補助の有無を確認
- 空港内の移動距離や休憩ポイントを事前に計画
- 空港で車椅子を借り、係員の案内で搭乗・降機
- 到着地での車椅子受け取りや介助体制も確認
- 出発90分前には手続きを開始、余裕をもった移動計画
飛行機も準備次第で安全に利用できる現実的な移動手段となります。
- Q交通移動「タクシー」を利用する際の注意点は?
- A
はい。タクシー移動は、乗り換えが少なく身体負担が少ない安心の移動手段です。
「車椅子のまま乗れるか」「介助者は同乗できるか」「荷物は置けるか」と心配な方も多いです。心の翼では
- リフト付き・スロープ車など、車椅子乗車可の車両を事前確認
- 乗降補助や荷物の置き場もチェック
- 運行エリアや観光目的での貸切可否も確認
- 観光地や宿泊地で、車椅子乗降に特別な場所を利用できるか調整
- 階段がある施設も、タクシーで近くまで行けるよう事前相談
- 福祉タクシー・介護タクシーは医療ケアや車両装備を確認
「公共交通が不安な方も、事前予約と確認で安心移動」が可能です。
- Q観光地のバリア情報はどこを見ればいいですか?
- A
はい。観光地選びでは、「行けるかどうか」だけでなく、その場所で安心して過ごし、楽しめるかどうかを事前に確認することがとても大切です。
「段差はどれくらいあるのか」「途中で休める場所はあるのか」「車椅子で本当に回れるのか」など、実際に行ってみないと分からない不安を感じる方は少なくありません。公式サイトの写真や表記だけでは判断が難しいケースも多いのが現実です。心の翼では
- 多目的トイレの場所、階段や段差の有無、坂道の傾斜、路面環境(舗装・砂利・土の道)、休憩できるベンチや屋内スペースの有無などを、利用者目線で一つずつ確認します。
- 公式サイトの情報だけに頼らず、現地へ直接電話をし、園内マップやグーグルマップを見ながら、駐車場から受付、主要な観光ポイント数か所までの車椅子移動ルートを順番に確認します。
- どこで休憩できるか、引き返せる場所はあるかなど、実際の動きを想定した確認を行います。
事前にバリア情報を把握したうえで、すべてを回ろうとせず、余裕のある観光計画にすることで、満足度の高い旅につながります。「楽しめた」という実感が、次の旅行への自信になります。
- Q温泉入浴で気を付けることは何ですか?
- A
はい。温泉入浴では、浴場環境と体調の両面から安全を考えることが何より重要です。
「転ばないか心配」「湯船をまたげるだろうか」「家族だけで介助できるか不安」と、温泉を楽しみたい気持ちがある一方で、事故への不安を感じる方は多くいらっしゃいます。心の翼では
- 下足場・浴場入口・洗い場の段差、手すりの有無、床の滑りやすさ、湯船の高さや手すり、湯温、シャワーチェアや入浴用車椅子の有無を事前に確認します。
- 脱衣所についても、広さや椅子の有無を確認し、着替え時の負担をできるだけ減らします。
- 体調や疲労の程度に応じて歩く距離を短くすることを重視し、貸切風呂や部屋風呂の利用も提案します。
- 湯船をまたぐことに不安がある場合は無理をせず、「今日は足だけ」「今日はかけ湯だけ」「短時間だけ」など柔軟な入浴方法を大切にします。
- また、入浴前後の水分補給と長湯を避けることを必ずお伝えしています。
- 家族介助に不安がある場合は、全国約80か所の温泉地で現地温泉入浴ヘルパーのコーディネートも行っています。
無理をしない選択も、温泉を楽しむ立派な方法です。安全を最優先に考えることで、温泉は「不安な時間」ではなく「心がほぐれる時間」になります。
- Q温泉入浴ヘルパー手配の選び方と注意点は?
- A
はい。温泉入浴ヘルパーを選ぶ際は、安全管理と経験、保険体制の確認が最も重要です。
「誰に任せていいのか分からない」「事故が起きたらどうなるのか」と、第三者に介助をお願いすること自体に不安を感じる方も多くいらっしゃいます。心の翼では
- 介護事業所との契約か有料ボランティアかを明確にし、賠償責任保険の加入内容を重要な判断基準としています。
- 手配前には、宿泊施設の許可を必ず確認し、入浴アセスメントシートを用いて身体状況や必要な介助内容を事前に打ち合わせます。
- 脱衣所から歩かせないための入浴用車椅子の利用が整っているかなど、転倒防止対策も確認します。
- サービスは介護保険外サービス(自費)として、お客様と介護事業所が正式に契約を交わします。温泉特有の滑りやすさや湯温変化を理解したスタッフが対応します。
「温泉を楽しみたい」という想いを、安全に叶えるための大切なサポートが温泉入浴ヘルパーです。安心できる体制があってこそ、心からくつろげます。
6.旅行で気を付けること
- Q旅行当日に気を付けることは何ですか?
- A
はい。旅行当日は、予定通りに進めることよりも、安全・体調・心の余裕を最優先に行動することが大切です。
「周りに迷惑をかけたくない」「予定を崩したくない」と無理をしてしまい、結果的に疲れが出てしまうことは少なくありません。心の翼では
- 出発前に準備したリュックを、観光中すぐ取り出せる位置に置くことをおすすめしています。
- 中身は服薬や医療機器、感染予防用品、食事ケア品、予備の薬やオムツ、着替え、レインコートなどです。
- 移動中は「疲れてから休む」のではなく、表情や動きを見ながら「疲れる前に休む」ことを意識します。天候や混雑状況によっては、観光内容を変更する判断も大切です。
「今日は無理をしない」「見るだけにする」「宿でゆっくり過ごす」という選択は後退ではありません。安心して帰宅できることまでが旅行です。
- Q体調・医療・安全面で不安がある場合はどうすればよいですか?
- A
はい。体調や医療面の不安は、事前の情報整理と共有で大きく軽減できます。
旅先で体調が悪くなったらどうしよう、医療機関にかかる必要が出たらどうしよう、と考えると不安になるのは自然なことです。心の翼では
- 持病や服薬内容、体調悪化時の対応方法、かかりつけ医や現地の救急病院の連絡先を事前に整理します。
- 医療機器使用時は電源確保や予備バッテリー、ペースメーカー手帳の携行も確認します。
- 主治医や現地病院との連携が必要な場合は、最新の診療情報を持参し、事前に打ち合わせを行います。
- 旅先では環境変化により疲労が出やすいため、衣服調整や水分補給を意識します。
- 歩行できる方でも、旅の後半は筋肉の張りや疲労が出やすいため、大切な場面だけ歩き、それ以外は車椅子で体力を温存する工夫を行います。食事量についても無理をせず調整します。
「万が一」を想定しておくことで、心に余裕が生まれます。その余裕が、旅を安心で楽しいものに変えてくれます。
- Q旅先で困ったことが起きた場合、どのように対処しますか?
- A
はい。旅先での困りごとは誰にでも起こり得ることであり、決して特別な失敗ではありません。大切なのは、その場で無理をせず、適切に対応することです。
事前に調べていた情報より段差が多かった、混雑で思うように動けなかった、突然の雨や気温低下、トイレが想像以上に遠かった、急な下痢や体調変化、血圧の変動、交通渋滞、JRや飛行機の遅延など、現場では想定外の出来事が起こります。そうしたとき、「迷惑をかけてはいけない」「予定通り進めなければ」と焦ってしまう方も少なくありません。心の翼では
- こうした状況を前提に旅行を組み立てています。専任添乗員やサポーターが現場の状況を見ながら判断し、休憩を増やす、引き返す、観光順を変更する、宿でゆっくり過ごすなど、その場に応じた柔軟な対応を行います。
- 体調変化が見られた場合は早めに対応し、無理をさせません。「今日はここまで」と決断できる体制が整っています。
困ったときに「頼れる存在がいる」ことが、旅行中の最大の安心材料です。予定を変えることは失敗ではなく、安全で楽しい旅を続けるための前向きな選択です。
7.喜びや生きがい(参加者・サポーター・観光・介護や医療)
- Q旅行参加者からはどのような声がありますか?
- A
はい。旅行参加者からは、「楽しかった」「行けてよかった」という感想を超え、人生や日常への前向きな変化を感じた声が多く寄せられています。
旅行前は、「自分にはもう無理かもしれない」「家族に負担をかけてしまうのでは」と強い不安を抱えていた方ほど、旅への一歩を踏み出すことに迷われています。心の翼では
・実際に参加された方からは、「病気や障害があっても、まだできることがあると分かった」
「外出を避けていたが、もう一度挑戦してみようと思えた」
「家族と同じ景色を見られたことが何よりうれしかった」
といった声が寄せられています。
・旅行をきっかけに外出への自信がつき、リハビリへの意欲が高まったり、
「次は季節を変えて行きたい」
「今度は孫と一緒に行きたい」
「旅は最高のリハビリです」
と、新たな目標が生まれる方も少なくありません。
旅は、非日常を楽しむだけでなく、日常を前向きに変える力があります。その喜びが、生きがいや生活の活力につながっていきます。
- Q旅行サポーターからはどのような声がありますか?
- A
はい。旅行サポーターからは、**「人の人生に深く関われる、やりがいのある仕事」**という声が多く聞かれます。
サポーターとして同行する際、「自分に務まるだろうか」「本当に役に立てるだろうか」と最初は緊張や不安を感じる方もいます。心の翼では
・ 実際の現場では、「初めは緊張したが、帰る頃には一緒に笑い合えていた「できなかったことができた瞬間に立ち会えた」「感謝の言葉より、安心した表情が印象に残った」「誰かの役に立てていることがうれしい」といった声が多く寄せられています。
・ 事前打ち合わせで情報共有と「今回の旅行の目的」をしっかり共有し、サポーターが無理なく関われる体制を整えています。目的が達成できた瞬間や、お客様の笑顔を一緒に喜ぶことを大切にしています。
支える側も安心して関われる環境があるからこそ、長く続けられるサポートになります。人と人が支え合う旅です。
- Q旅行関係者からはどのような声がありますか?
- A
はい。宿泊施設や観光施設、交通機関などの旅行関係者からも、前向きな評価の声が多く寄せられています。
受け入れ側としては、「どう対応すればいいか分からない」「失敗したらどうしよう」という不安を感じることも少なくありません。心の翼で
- 実際には、「事前の情報共有があったので安心できた」「想像していたよりスムーズに対応できた」「お客様の笑顔を見て、やってよかったと思えた」「ありがとう、来てよかったという言葉が励みになった」といった声が聞かれます。
- 一度の受け入れ経験が、施設内の意識改革につながり、設備改善や対応方法の見直しが進むケースもあります。
心の翼の旅行は、参加者だけでなく、受け入れる側の成長や自信にもつながる旅です。
- Q介護・医療関係者からはどのような声がありますか?
- A
はい。介護職員、ケアマネジャー、看護師などからは、旅行後のご本人の変化を高く評価する声が多く寄せられています。
日常を支える立場として、「旅行が負担にならないか」「体調を崩さないか」と心配されるのは自然なことです。心の翼では
・ 「普段は表情が乏しい方が、旅行の話をすると笑顔になる」「外出の目標ができたことで、リハビリへの取り組み方が変わった」「ご本人だけでなく、ご家族の不安も軽くなったように感じた」といった声が寄せられています。
・ 医療・介護の視点から見ても、無理をさせず、安全を最優先にしながら生活の質(QOL)を高める取り組みとして評価されています。
「安心して勧められる旅行」という評価は、日常を支える専門職の信頼の証です。
旅は「できない理由」から「できる方法」へ
高齢や障害があることで、「もう旅行は無理かもしれない」と感じる方は少なくありません。
しかし、準備と配慮、そして寄り添うサポートがあれば、旅は再び人生に喜びと希望をもたらします。
心の翼バリアフリーツアーは、これからも一人ひとりの想いを大切にしながら、笑顔と生きがいを広げる旅を続けていきます。
